簡単に導入可能な統合ログ管理アプライアンスが登場

LogStareが新たに提案するログ管理の新時代

株式会社セキュアヴェイルのグループ企業であるLogStareが、とてもシンプルなログ管理ソリューション『LSCアプライアンス』の提供を開始しました。これにより、従来の複雑な設定が不要となり、設置するだけで即座にログ管理が始められるというのが特徴です。この製品は、特に専任のIT運用担当者がいない中小企業に最適化されています。

進化したログ管理

一般的に、企業はサプライチェーン経由の攻撃や内部からのセキュリティリスクに直面しており、ログ管理の重要性は増しています。しかし、ものが複雑になればなるほど、その導入は障壁となりがちです。多くの企業はログの収集や管理において、異なるITベンダーに頼っているため、情報の統合が難しくなっています。そこでLogStareが提案するLSCアプライアンスが登場しました。

LSCアプライアンスは、マイクロサーバーにLogStare Collectorという独自開発のログ管理ソフトをインストールした状態で出荷されます。これにより、サーバーの配置やOSのインストールといった手間を一切省くことができ、ユーザーはすぐにログの収集を始められます。これは特に、ITリソースが限られた小規模事業者にとって大きなアドバンテージとなります。

日々のセキュリティを支える機能

LSCアプライアンスは、100GBまでのログを収集・保存することができます。それ以上のデータを希望する場合には、クラウド上での保管サービスを利用できるオプションも用意されています。また、LogStareの専門家によるログ収集設定の代行や分析アドバイザリーサービスも提供され、運用面でも安心です。

会社のセキュリティ戦略を一新する可能性を秘めたLSCアプライアンスは、以下のようなシステムとの互換性を持ちます。例えば、次世代ファイアウォールやネットワークスイッチ、Windows・Linuxサーバーなど、多岐にわたるログデータを収集できます。

サポートオプションも充実

顧客が求める需給を満たすために、LogStareは様々なオプションを用意しています。初期設定のサポートや、ログ出力設定の支援、長期保管サービスなど、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。これにより、企業は煩雑な設定から解放され、よりクリエイティブな業務に集中できます。

2023年度の初年度価格は366,500円で、エンドユーザーへの直接販売と共に、販売パートナーの募集も行っています。これからもLogStareは、ユーザーの期待に応じた製品開発を進める中で、国内のサイバーセキュリティを向上させ、より安心なビジネス環境を実現するために貢献していく方針です。

会社概要

株式会社セキュアヴェイルは2001年に設立され、国内では数少ないITセキュリティ専業企業として、情報システムの運用をサポートしています。その信頼性から、横断的にアプローチした「NetStare」という統合セキュリティ運用サービスも高い評価を受けています。

LogStareの設立は2020年と新しいですが、セキュアヴェイルのノウハウを元にしたこの製品群は、多くの企業で活用されています。正しいセキュリティ対策が求められる今、LogStareのアプローチは新たなスタンダードとなるかもしれません。