春の味覚、広島レモンソルベの魅力
今年の春、協同乳業が新たな商品を発売する。4月7日から全国のスーパーで手に入る『メイトー×ニッポンエール フルーツソルベ瀬戸内広島レモン』は、JA全農との共同開発によるもので、さっぱりとした味わいが特徴だ。
「ニッポンエールプロジェクト」の意義
この商品は、JA全農が推進する「ニッポンエールプロジェクト」の一環で、生産者を応援するために開発された。プロジェクトは、国産農畜産物の認知度を高め、消費の拡大に寄与する活動で、関係者が協力してPR活動やキャンペーンを行う。
2023年1月には、ニッポンエールプロジェクト協議会も設立され、様々なメーカーが集まり協力することで、国産農畜産物の市場拡大を図っている。協同乳業はこのイニシアチブに賛同し、『瀬戸内広島レモン』に特化した商品を開発した。
瀬戸内広島レモンの特徴
『メイトー×ニッポンエール フルーツソルベ瀬戸内広島レモン』は、広島の特産品であるレモンの果汁を贅沢に使用している。このレモンは、明治時代から100年以上にもわたり栽培されてきた歴史を持つ。瀬戸内の島しょ部は、温暖な気候と少ない降水量が特徴で、レモン栽培には最適な環境が整っている。
特にこのレモンは、他国の輸入品に比べて糖度が高く、まろやかな風味と程よい酸味が特徴。防腐剤やワックスを使用せずに栽培されているため、安心して皮ごと使用できるという点も魅力だ。
商品詳細とお楽しみ方
本商品は、氷菓としての分類で、内容量は120ml。保存は要冷凍(-18℃以下)で、エネルギーは132kcal。価格は税抜き170円で、全国のスーパーで購入可能。多くの人に愛されるフルーツソルベとして、手軽に楽しむことができる。
さらに、商品のパッケージにはQRコードが付いており、専用サイトにアクセスすることでプロジェクトの詳細や生産者の様子を知ることができる。これを機に産地と消費者との距離が縮まることを願う。
企業としての取り組み
協同乳業は、1953年に長野県で創業し、2022年から全農グループの一員として活動を続けている。企業理念として「酪農と乳業の共生」を掲げ、生産者と共に歩む新しい酪農事業を推進。長年愛されてきた「メイトー」ブランドを通じて、生産者との絆を大切にしている。
今後も本プロジェクトを通じて、国産レモンの魅力を広め、生産者の皆様を応援する活動を続けていく考えだ。新しい風味とともに、日本の農業を体感する機会として、ぜひこのフルーツソルベを味わってほしい。