朝日新聞社が大阪市女性活躍リーディングカンパニー最優秀賞を受賞
2025年度の「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰において、株式会社朝日新聞社が大規模企業部門の最優秀賞を受賞しました。この表彰は、女性の活躍促進を目指し、職場環境の整備へ取り組んできた企業が評価されるものです。2月4日、大阪市で表彰式が開催され、朝日新聞社の堀越礼子常務取締役大阪本社代表が表彰状を受け取りました。メディア企業が受賞するのは今回が初めてのことです。
朝日新聞社が受賞の理由として、大阪市は幾つかの具体的施策を挙げました。まず、取材対象の選定やシンポジウムの登壇者に関して、男女ともに40%以上を維持することを目指す「ジェンダー平等宣言」を策定。さらに、管理職に占める女性割合倍増を目指し、その進捗を公表することにより、透明性を確保していることも評価されました。また、「女性のいない会議をつくらない」という方針の下、意思決定層の女性比率を上げる努力がなされています。
若手社員の人材育成も、朝日新聞社が行っている重要な取り組みです。ジョブシャドーイング制度により、若手社員が50~100時間にわたり、他部署のマネジメント層や経営トップに同行し、観察学習を行います。この取り組みは、若手社員のキャリア形成に寄与するだけでなく、管理職の意識改革にもつながっています。
また、育児と仕事の両立を支援するために、子ども付き添い休暇や、育児中の勤務時間への配慮も行っています。これにより、中学生以下の子を持つ社員が育児に関わる際に、自由に休暇を取得できる仕組みを整えています。さらに、骨髄提供のための「骨髄ドナー休暇」や、自身の成長を支援するための短時間勤務制度も新設し、多様な働き方の実現に向けた努力が続けられています。
表彰式では西山忠邦副市長が、受賞企業を称賛し、「意欲のある女性が活躍し続けられる組織づくり」と「ワーク・ライフ・バランス支援」の重要性を強調しました。これに対し堀越大阪本社代表は「地道な取り組みが実を結び、この栄誉をいただけたことを嬉しく思います。今後もメディア企業としての取り組みを前進させる所存です。」と意気込みを語りました。
さて、朝日新聞社は2020年4月に設計したジェンダー平等宣言のもと、報道や事業の多様性確保に力を入れています。毎年3月8日の国際女性デーには、特集記事を通じてジェンダーについて考える機会を提供し、ジェンダーに関する議論を促進しています。2024年度には東京都女性活躍推進大賞事業者部門で、メディア企業として初の優秀賞も受賞。今後のさらなる取り組みが期待されます。
リンク