株式会社安永が全社を支える法務OS「OLGA」を導入し業務効率化を実現

最近、株式会社安永は全社的な法務管理を強化するために、法務OS「OLGA」を導入しました。従来、安永では法務業務が効率的に行われておらず、事業部の担当者が各自で法律関係の案件を管理していました。案件の管理が手作業で行われていたため、情報伝達の効率が悪く、時には重要な情報が見落とされることもありました。

2023年に法務組織を3名体制で発足させた安永は、知的財産に関する対応や契約の審査、法務相談に注力を始めました。OLGAの導入前は、案件管理が組織的に行われていなかったため、情報の入力ミスや更新作業の未実施が頻繁に発生していました。また、コミュニケーションは主に口頭で行われており、知識の継承にも課題がありました。

OLGAの法務データ基盤を導入することで、安永の法務部門は業務の自動化を推進し、案件の収集から管理までの一連のプロセスが大きく改善されました。これにより、従来の手間が軽減されるとともに、チーム内での情報共有がスムーズになり、過去のデータややり取りの確認も簡単に行えるようになりました。

さらに、OLGAのチームチャット機能を活用することで、業務の進捗状況や重要な伝達事項が一元的に管理できるようになり、ナレッジのインプット・アウトプットが飛躍的に向上しました。事業部からも、メールでの依頼からフォームの利用への切り替えにより、依頼がより容易になったという声が寄せられています。これによって、コンプライアンスチェックにかかる社内の負担も軽減され、全体の法務業務がより効率的に運営されています。

OLGAは「0秒法務」をスローガンに掲げ、法務部門と事業部門の壁を越え、企業全体に溶け込むことを目指しています。AI法務アシスタント、法務データ基盤、AI契約レビュー、契約管理の4つのモジュールから構成されるこのシステムは、全社的な法務の効率化と競争力強化に寄与しています。

今後の法務業務の進展と安永の更なる成長に期待が寄せられています。詳しい導入事例については、GVA TECH社のウェブサイトで確認できます。また、GVA TECH社自体は、2017年に設立され、リーガルテックサービスを開発・提供する企業であり、今後も業界の本流を変える製品やサービスの提供が期待されています。