IDOM、DXで顧客体験向上
2025-01-06 10:25:03

IDOMが顧客体験を向上させるためのDX投資を加速

IDOMが顧客体験を向上させるためのDX投資を加速



株式会社IDOM(東京都千代田区)は、2025年1月6日から、本格的に戦略子会社「株式会社IDOM Digital Drive」を稼働させることを発表しました。この取り組みは、顧客接点システムの再構築を含むDX(デジタルトランスフォーメーション)投資を加速させるものです。IDOMは、中古車業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を活かし、顧客の体験を向上させることで、より身近な存在になりたいと考えています。

新たなビジョンの下での顧客接点システム改革



IDOMは1994年に設立され、昨年30周年を迎えました。この節目を機に発表されたミッションステートメント「まちのクルマ屋」は、中古車の買取や販売、整備までを手がける企業として、さらなる顧客とのつながりを目指しています。この目標に向かって、顧客管理システム(CRM)を再構築し、新たな顧客体験を提供していく必要があると考えています。

これまでIDOMはIT投資を積極的に行い、顧客管理システムの運用を進めてきましたが、今後の中期経営計画には、自社メディアの拡張や最新のAI技術導入に基づいた業務効率化が求められています。そのため、顧客接点システムの改革とDX投資の加速が不可欠です。

戦略子会社「IDOM Digital Drive」の役割



2024年9月に設立される「株式会社IDOM Digital Drive」は、エンジニアの採用を強化し、システムの内製化を進める予定です。近年、様々な小売業がシステム内製化を図っており、IDOMもその流れに乗り、中古車業界におけるデジタル戦略を拡充します。

Salesforceの導入



顧客接点システムの再構築にあたって、IDOMはSalesforceを全面的に導入することを決定しました。この新しいシステムにより、お客様の要望をヒアリングし、中古車を提案する過程から、納車やメンテナンスに至るまでのアフターケアを含む一貫した顧客接点を実現する予定です。

SalesforceのService CloudやLightning Platformを活用し、オウンドメディアの拡張やAIを活用した業務効率化を図ります。この導入により、顧客により良いサービスを提供できることを期待しています。Salesforceの提供する製品は、高いプロダクトレベルと豊富なCRMノウハウがあり、これを活かして業務を効率化し、全てのお客様のニーズに応える姿勢を大切にします。

野原昌崇氏の就任



新たに設置されるデジタル戦略本部の責任者には、野原昌崇氏が就任します。彼は過去に小売業のデジタルトランスフォーメーションを推進してきた実績があり、中古車業界の変革に貢献するためにその経験を活かしていく予定です。彼は「お客様に最高の顧客体験を提供することが、究極のCRM実現に向けた挑戦である」と述べています。

期待される未来



IDOMは、このDX投資を通じて中古車業界におけるサービスの質を向上させ、顧客とのつながりを一層強化し、業界全体に新しい価値を提供することを目指しています。23年度には、デジタル化に向けた取り組みが加速する見込みであり、業界内での存在感を一層高めることが期待されます。IDOMの顧客体験への挑戦と、デジタルトランスフォーメーションが今後どのように展開されていくのか、多くの期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社IDOM
住所
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号JPタワー26階
電話番号

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