山形県東根市初のラ・フランスワインの誕生
山形県東根市に本社を構える合同会社東根フルーツワインは、地元特産のラ・フランスを用いた新しいワインの開発に着手しました。このワインは、2024年9月1日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて販売される予定です。
ラ・フランスの名門地、東根市
東根市は、日本国内でラ・フランスの生産が盛んな地域であり、総面積138ヘクタールから年間3,290トンもの果実を生産しています。この地の特産物を使用したワインの製造は、地元の農家を支える一助ともなるでしょう。
ワイン製造の挑戦
ラ・フランスワインの製造にあたっては、果実の特性を最大限に引き出すための2つの大きな挑戦があります。ひとつは、搾汁の過程が難しいこと、もうひとつは、使用する酵母によって香りが変わることです。これに対し、合同会社東根フルーツワインでは独自の手法を開発し、効率的な搾汁を実現しました。
さらに、様々な酵母を用いた醸造試験を通じて、最もラ・フランスの特性を引き出す酵母を見つけることに成功しました。これにより、果実の香りが豊かで爽やかなワインの誕生が期待されています。
昨年の12月に仕込まれたラ・フランスワインは、現在もタンク内で熟成が進められており、やや甘口のスティルワインとスパークリングワイン(微発泡)の二種類が用意されています。
食との相性を楽しむ
このラ・フランスワインは、食前酒や魚料理に加えて、スイーツとも良く合います。料理やスイーツとのペアリングを楽しむことで、新たな味わいの発見ができるでしょう。
クラウドファンディングでのサポート
プロジェクト名は「山形県東根市産ラ・フランスから ラ・フランスの香るワインを造りたい」。クラウドファンディングは2024年9月1日から9月30日までの期間で行われ、支援者にはさまざまなリターンが用意されています。
- - 5,500円 :ラ・フランスワイン750ml1本(化粧箱入り)
- - 5,500円 :ラ・フランススパークリングワイン750ml1本(化粧箱入り)
- - 8,000円 :ラ・フランスワイン500ml1本+ラ・フランススパークリングワイン500ml1本
- - 10,500円 :ラ・フランスワイン750ml1本+ラ・フランススパークリングワイン750ml1本
会社の概要
合同会社東根フルーツワインは、2016年に設立され、山形県東根市を拠点に果実酒の製造販売を行っています。地元の特産品を最大限に活かし、美味しく健康に寄与する商品を提供することを目的としています。
- - 代表者:阿部 利徳
- - 所在地:山形県東根市大字大江新田字平林39番1
- - 資本金:350万円
- - 公式ウェブサイト:東根フルーツワイン
地域の特産物を愛し、未来志向のワインの世界を展開する合同会社東根フルーツワインの動きに注目です。ワイン愛好者だけでなく、食文化に興味のある方々にも是非、注目していただきたいプロジェクトです。