オートバックスが九州豪雨災害への支援を実施
令和7年8月の豪雨災害により、多くの被災者が苦しむ中、株式会社オートバックスセブンが迅速に支援の手を差し伸べました。この度、同社は一般社団法人日本カーシェアリング協会に対し、車両8台を寄贈し、被災者の生活再建を手助けすることを決定しました。本記事では、オートバックスのこの取り組みとその背景について詳しく紹介します。
車両寄贈の概要
オートバックスセブン(代表取締役 社長:堀井勇吾)は、2025年9月3日(水)に日本カーシェアリング協会(代表理事:吉澤武彦)に、軽自動車とコンパクトカーの車両8台を寄贈します。この寄贈は、被災地における交通の問題を解決し、生活復旧の第一歩を支えるためのものです。また、特に熊本県では貸し出し可能な車両が不足している状況を受け、さらに5台の追加寄贈も計画しています。合計で13台の車両を提供する予定です。
震災支援の重要性
オートバックスは、災害時においてクルマが大きな役割を果たすと考えています。災害が発生した際には、移動手段が確保されることが生活復旧の鍵となります。そのため、同社はカーシェアリングを通じた支援や、店舗での貸出車両の無償整備・メンテナンスを行うなど、「クルマを活用した災害支援」に取り組んでいます。こうした努力が、実際の被災者の生活復旧にどのような影響を与えるか、注目されています。
将来的な支援体制
さらにオートバックスは、2021年7月に日本カーシェアリング協会と「災害時における車両支援協定」を結んだほか、企業や自治体と連携し、迅速な災害支援体制を構築するためのネットワーク「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」にも参画しています。このアライアンスは、各企業が連携して、被災地へ迅速に車両を届けることを目的としており、災害発生時におけるライフラインの確保に貢献することが期待されています。
日本カーシェアリング協会とは
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災を契機に設立された非営利組織で、「寄付車」を活用して支え合う仕組みを構築し、災害時の支援に特化した活動を行っています。有名なウェブサイト(https://www.japan-csa.org/)では、同協会の活動内容や支援の仕組みについて詳しく知ることができます。
社会貢献へのさらなる取り組み
オートバックスは、毎年発生する自然災害に対し、クルマをはじめとする支援の重要性を認識し、引き続き日本カーシェアリング協会と連携して被災地への支援活動を行っていく方針です。また「クルマのことならオートバックス」という理念を体現しつつ、社会に対するさらなる貢献を目指しています。
お問い合わせ
もし詳細な情報や支援内容について質問がありましたら、オートバックスお客様相談センターにご連絡ください。フリーコール:0120-454-771(受付時間:9:00~12:00、13:00~17:30、土・日・祝日を除く)。