タップ、ハノイ進出
2019-06-19 10:00:47

株式会社タップ、ハノイに現地法人設立で東南アジア市場を開拓

株式会社タップ、ベトナム・ハノイに現地法人設立の背景



株式会社タップは、宿泊施設向け情報システムにおいて日本国内で確固たる地位を築いており、その成功を受けて都心部に新たな展開を図る意向でベトナム・ハノイに現地法人「タップ・ホスピタリティ・ベトナム」を設立しました。本社所在地である東京から一歩踏み出したことで、同社は急成長する東南アジア市場に対する戦略的な拠点を確保しました。

東南アジア市場への進出



ベトナムは地理的条件が優れているだけでなく、豊富な人材も確保しやすい環境にあります。この地の特性を最大限に活かすことで、タップは自社のシステムを東南アジア全域に展開させる計画です。この現地法人では、システム開発業務を行い、国内のニーズに応じた製品を積極的に展開する意向を示しています。また、ハノイに現地法人を設立したことにより、国内での開発ノウハウを活かしつつ、新たな技術やトレンドを習得し、従業員の育成にも力を入れていく方針です。

タップ・ホスピタリティ・ベトナムの基本情報



新設された「タップ・ホスピタリティ・ベトナム」は2019年5月に設立され、代表者はTran Van Thanh氏が務めています。この法人の主な事業は宿泊施設向けの情報システムの開発や販売、導入、保守となっており、資本金は16億2,420万ベトナムドン、日本円にして約756万円です。

現地法人の設立によって、タップはさらなる成長を見込める東南アジアの宿泊施設向け情報システム市場に本格的に挑戦することになります。これまでも日本国内で900以上の施設に導入された実績を持ち、そのノウハウをこの新しい市場でも展開することは、競争力のある戦略となるでしょう。

企業の成長と業界貢献



タップは、設立以来宿泊施設向けの情報システムに特化しており、数々の製品を市場に投入してきました。多様な宿泊形態に対応するため、シティホテルからリゾート施設、そして旅館まで、あらゆるニーズに応える製品をラインナップしています。

また、株式会社タップの取り組みとして、宿泊施設関連の協会(JARC)への参加や、優秀論文を表彰する「タップアワード」を創設した他、教育機関での講義を通じて観光業全体に貢献しようとしています。

今回のベトナム進出は、単なるビジネス展開にとどまらず、地域社会や観光業界への貢献を視野に入れた戦略的な一歩となることでしょう。今後の進展が期待される株式会社タップの新たな挑戦は、宿泊業界においても注目される存在となりそうです。

会社情報

会社名
株式会社タップ
住所
東京都江東区東陽2-2-4マニュライフプレイス東陽町1F
電話番号
03-5683-5311

トピックス(経済)

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