低炭素杯2011発表
2011-02-08 21:38:03
低炭素杯2011開催!地域の環境活動が集結し注目の受賞者決定
低炭素杯2011の成功裏に終わった全国フォーラム
2月5日から6日にかけて、東京大学安田講堂にて「低炭素杯2011―低炭素地域づくり全国フォーラム」が盛大に開催されました。本フォーラムは、次世代に向けた低炭素社会の実現を目指し、全国の学校やNPO、企業などが展開する環境保護活動を報告し、学び合う場となりました。延べ約1000人が参加したこのイベントでは、47団体の熱意あふれるプレゼンテーションが発表されました。
受賞団体の紹介
厳正な審査を経て、数々の受賞者が選ばれました。特に環境大臣賞には、東京都環境NPOオフィス町内会の「森の町内会」が選ばれ、新しい仕組みを用いた間伐促進と森林のCO2吸収活動が高く評価されました。また、準グランプリには大分県の林工高校の「里山再生プロジェクト」や、鹿児島県出水市の「元気なエコ集落」といった取り組みが受賞しました。
さらに最優秀賞には、静岡県立富岳館高等学校の光触媒研究班が受賞し、富士山の環境保全に挑む姿勢が評価されました。一方、家庭でエコを実践するための取り組みも注目され、北海道の省エネコンテストが家庭でエコ賞を受賞しました。
審査委員のコメント
審査委員長を務めた小宮山宏氏(三菱総合研究所理事長)は、「今回のフォーラムでは、多様な視点からのエコ活動が集まり、それぞれが素晴らしい成果を上げていることが確認できた。特に地域での活動は、持続可能な社会づくりには欠かせない重要な要素であると感じた」とコメントしました。
プログラムの内容
フォーラムでは、エントリーされた団体によるプレゼンテーションだけでなく、各地域での取り組みを「地域づくりとコミュニケーション」というテーマで分科会が行われました。ここでは、地域活性化に関する議論が交わされ、各自が持っている知見や経験を共有しました。
また、「エコで快適な住まいで低炭素社会を実現しよう」をテーマにした記念シンポジウムも開催され、著名なパネリストたちが議論を深めました。
まとめ
低炭素杯2011は、環境問題に対する地域の取り組みを広く知らしめる場となり、多くの参加者の意識を高める結果となりました。未来に向けての低炭素社会の実現に向け、全国での連携が今後も求められます。参加者たちが見せた熱意は、これからの環境運動のさらなる促進につながることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
低炭素地域づくり全国フォーラム実行委員会
- 住所
- 東京都千代田区神田美土代町9-17
- 電話番号
-
03-6273-7785