「Green Green」とは
2011-06-08 10:56:45
千葉・習志野市に登場した「Green Green」が大人気の理由
千葉・習志野市の注目マンション「Green Green」
習志野市に位置する「Green Green」が、近年注目を集めています。この大規模マンションは、日照と通風に恵まれた南傾斜高台に建ち、快適な生活環境を提供することを目的としています。第1期と第2期の販売はすべて即日完売し、その人気の程がうかがえます。今回の成功の背景には、震災以降の住まい選びの変化が深く関わっています。
震災後の住まい選びの変化
東日本大震災の影響で、住居選びにおける基準が大きく変わったと言います。特に「地盤」に注目が集まっており、それまで重視されていた交通の利便性や環境面から、地震に対する耐性や液状化のリスクを避けることへと意識がシフトしています。実際に、マンションのモデルルームを訪れる来場者からは、以前は忌避されていた「地盤」や「耐震性』に関する質問が増えています。
地盤に根ざした安心
「Green Green」は、海抜26〜28メートルの下総台地に建設されており、湾岸地域の埋立地よりも非常に堅固な地盤を持っています。このため、液状化のリスクを大幅に減少させており、万が一津波が発生した場合でも浸水の心配がほとんどありません。この「安全」を求める住まい手のニーズに応えるべく、「Green Green」ではしっかりとした基礎工事が実施されています。
マンションの構造と防災設備
「Green Green」では、強固な基礎を用い、耐震性能を高めるための工夫がなされています。具体的には、耐震壁やダブル配筋を採用し、地震時の揺れを抑える設計となっています。また、建物が災害時にどのように機能するかも考慮され、防災設備として非常用マンホールトイレや、自動停止機能付きエレベーターの導入も進められており、いざという時に備えた仕組みが整っています。
住まい選び意識調査の結果
有楽土地株式会社は、30代から40代の男女400名を対象に「震災後の住宅選びの変化」に関する意識調査を行いました。この調査結果によると、震災前後で住まい選びのポイントが変わったと答えた人は62%に上り、その中で「地盤の安全性」が重要視されるようになったことがわかります。
特に、震災前には「高台等、地盤の安全性」が回答者の13%だったのに対し、震災後には25%にまで増加し、実に約2倍に跳ね上がったのです。このように、人々の住まい選びが環境や眺望から、安全性へとシフトしていることが明らかになったのです。
今後の住まい選びの基準
不動産コンサルタントの長嶋修氏は、今後の住宅選びでは「防災に優れた住宅」であることが重要であると指摘しています。市区町村の公開するハザードマップを参考にすることや、古地図を調べることで、過去の土地の歴史を把握し、災害によるリスクを事前に理解することが求められると言います。
このように、住居選びは安全が最優先される時代へと移行しています。「Green Green」は、まさにその流れに則った物件と言えるでしょう。今後もこのような住宅選びの基準が広がり、住まい手の安心感が高まることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
有楽土地株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋三丁目13番1号有楽ビル
- 電話番号
-
03-3567-9411