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マスターマインドの革新技術

株式会社マスターマインドが新たに2024年11月25日に登場させたロールTOロールプリンター「MMP-19000RI」は、低温および低VOCで動作し、さまざまな非インクジェットメディアに対応した先進的な製品です。このプリンターは、特に印刷業界において期待されている革新的なハイブリッドレジンインクを搭載しています。

ハイブリッドレジンインクの特長

ハイブリッドレジンインクは、水性レジンインクが持つ高い密着性と追従性を保ちつつ、安全性の高いマイルドな油性に切り替えており、これまでにない新しい発想のインクです。主な特長は以下の通りです：

1. 高密着性：非インクジェットメディアへの印刷が可能で、下処理なしでも強力に定着し、柔軟性や耐水性にも優れています。
2. 速乾性：40～50℃の低温で乾燥し、熱を加えられる素材にも安心して使用でき、滲みを防ぎます。
3. 光沢性：新開発の樹脂と分散体が低粘度で高定着のインクを実現し、対候性のある顔料を使用して、質感を高めています。

MMP-19000RIの機能

この新しいプリンターは、エプソン13200純正プリントヘッドを採用し、印刷幅は1900㎜に及びます。プララテンヒーターと連動式アフターヒーターを搭載し、印刷後の乾燥を迅速に行う設計となっています。また、2丁掛けが可能で大規模な印刷も容易にこなせます。

実際の使用例

• - 生ユポ紙への印刷：インクジェット受理層のない生ユポ紙への直接印刷ができ、メディアコストの削減につながります。
• - オフセットコート紙やクラフト紙への直接印刷：余った紙を有効に活用し、環境への配慮もサポートします。
• - ビジュアル表現の向上：UVインクでは難しい微細な仕上がりを実現し、耐水性を活かしてラミネートなしでも使えるバナー作成が可能です。
• - 迅速なラミネート加工：VOCの揮発が軽減され、速やかなラミネート加工に寄与します。

製品仕様

• - 印字解像度：最大で360×1,200など、様々なオプションがあります。
• - 最大メディア幅：1,940mmの広幅印刷が可能です。
• - 環境条件：印刷時の温度は16～28℃、湿度35～65％が推奨されます。

製品の詳細や会社情報は、マスターマインド公式サイトを訪れてご確認ください。これからの印刷業界はこのMMP-19000RIの登場によって、さらなる革新を迎えることでしょう。

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