「ANDPAD入退場管理」の登場
建設業界の進化が止まらない中、株式会社アンドパッドが新しい安全衛生管理と入退場管理を提供する「ANDPAD入退場管理」の正式版を発表しました。この新機能は、クラウド型の建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を基に、より効率的かつスマートな現場管理を実現するものです。
従来の課題
建設現場においては従来、安全衛生管理や入退場管理が紙ベースで行われることが多く、現場代理人が常駐できない場合や突発的な業務に直面した場合、管理が難しくなるという問題がありました。特に危険予知活動(KY活動)は、現場の安全性を確保するために必要ですが、それを紙を使って行うのは非効率的でした。また、入退場の記録が紙で管理されていることにより、誰がいつ現場に入ってきたかを把握するのが困難でした。
新機能「ANDPAD入退場管理」の特長
「ANDPAD入退場管理」では以下の三つの主な機能が備わっています:
- - 入退場管理:急な入場者に対応できる「一時入退場者」機能を実装。
- - 安全衛生管理:作業安全指示を非常に迅速に作成・送信でき、紙不要の管理が実現。
- - 打刻履歴のエクスポート:入場者毎に業務履歴が自動記録され、ペーパーレスで効率的な管理が可能。
このシステムは、CCUS(建設キャリアアップシステム)と連携し、GPSによる入退場判定が実施されるため、スマホ一つで管理ができる利点もあります。
建設業法の改正に対応
令和6年の建設業法改正により、現場作業員の入退場をリモートで確認できるシステムが求められるようになりました。「ANDPAD入退場管理」は、これに適合するシステムとしても機能し、今後の建設業界におけるデジタル化の促進が期待されています。
幅広い活用シーン
現場の安全衛生管理や入退場管理において、アンドパッドの新機能は、特に混在業務が多い現場に力を発揮します。一時的に現場に入る協力会社の管理や、突発的な業務にも迅速に対応できるため、作業効率を大幅に向上させることができます。
セミナーでの活用法紹介
この新機能に関しては、オンラインセミナーも開催され、建設現場の安全衛生管理や入退場管理の課題について詳しく解説される予定です。現場での具体的な活用法や事例についても紹介されるため、ぜひ参加を検討してみてください。
アンドパッドの未来
アンドパッドは、2016年のサービス開始以来、クラウド型建設プロジェクト管理の分野でシェアNo.1を維持しています。ユーザー数は55万人を超え、多くの企業に支持されています。今後も技術革新を続け、現場の効率化と安全性の向上を図っていくことでしょう。
新しい「ANDPAD入退場管理」は、建設業界の運営を一新する可能性を秘めています。その導入は、業務の省力化や安全性の向上につながることが期待されており、今後の展開にも非常に注目です。