和歌山で開催！小学生向け海洋体験イベント「わかやま海守り隊2025」

和歌山県で、次世代を担う小学生を対象にした海洋体験イベント「紀南の海が未来を変える～わかやま海守り隊2025～」が近づいています。2025年9月13日（土）から14日（日）にかけて、白浜町、田辺市、御坊市の三つの場所で開催されます。このイベントは、海の美しさとその保護の重要性を学ぶ絶好の機会です。

イベントの目的と内容

このイベントは一般社団法人海と日本プロジェクトin和歌山県が主催し、子どもたちに和歌山の海の魅力を再認識させることを目的としています。参加者は「わかやま海守り隊」の一員となり、海洋環境に関する知識を深めるだけでなく、藻場の保全や再生に向けた活動にも参加します。

現地の学び体験

参加者は、田辺湾の生物観察から、実際の水産業の現状、新庄漁協の取り組みまで、多岐にわたるテーマについて学ぶ機会を得ます。特に注目すべきは、藻場の再生の重要性に関する講義です。これは、環境保全活動の一環として位置付けられ、海の生態系を重視した内容となっています。

具体的なプログラム

1日目（9月13日）

- 07:15 JR和歌山駅東口に集合
- 09:15 現地組と合流し、グループに分けて「わかやま海守り隊」を結成
- 10:15～11:15 「田辺湾の海の生き物を現地調査」

- 南紀の海の生き物を観察しながら、藻場の必要性について学びます。

- 12:00～13:00 昼食
- 13:30～15:00 「田辺市の水産業の現状」

- 新庄漁協の説明や藻場再生の取り組みについて学ぶセッションが行われます。

- 15:30～17:30 「藻場再生への取り組み」

- ヒロメの種子作り体験も行います。

2日目（9月14日）

- 07:00 起床と朝食
- 09:30～12:00 「バイオセメントで和歌山の海を守る」

- アマモを使用した体験を通じて、藻場再生を学びます。

- 13:30～15:00 「アマモ玉制作」

- 実際にアマモ玉を制作し、その意義を理解します。

- 15:30～16:30 終了発表

- 2日間の体験を通して学んだことを宣言として発表します。

参加方法

小学5・6年生を対象に、約20名を募集中です。参加希望者は、テレビ和歌山のホームページから応募可能です。抽選が行われるため、早めの応募が推奨されています。この貴重な体験を通じて、和歌山の海を未来に残すための意識を高めることが期待されています。

団体情報

このイベントは、「海と日本プロジェクト」の一環として、海の大切さを再認識する活動です。日本全体で海の環境が危機に瀕している中、子どもたちが主体となって行動するきっかけを提供する企画となっています。

参加を通じて、未来の海を守る意義を子どもたち自らが実感できるようになることでしょう。ぜひ、この機会を逃さずご参加ください。