新しい学びのカタチ
日本の教育シーンで注目を集めている株式会社ポピンズ(以下ポピンズ)と株式会社MIRIDE(以下MIRIDE)が、共同で小学生向けの新しい教育プログラムを開発しました。このプログラムは、多文化理解を深める探究学習とプログラミング教育を融合させたものです。教育の質の向上と、子どもたちの将来を見据えた受け入れ体制の強化を通じて、よりよい社会の実現を目指します。
ポピンズとMIRIDEの取り組み
ポピンズは、教育と保育を組み合わせた「エデュケア」の理念を基に、各種保育サービスを展開しています。特に、保育園では「ポピンズプラス」として英語、音楽、体操などの付加的サービスを提供しており、子どもたちの経験値を高めています。MIRIDEは、STEAM教育や非認知能力の育成に特化しており、専門家の監修によるプログラム開発に取り組んでいます。
このたびの共同開発において、両社が抱える「子どもたちの知的好奇心と探究心を育む」理念が見事に一致したことで、教育プログラムの具体化が実現しました。
教育プログラムの具体的な内容
新たに開発された教育プログラムの一環として、ポピンズの「ワールドツアーズ」の取り組みが活用されます。このプログラムでは、各国の文化や歴史を学び、多文化理解を促進することを目指しています。プログラムの中では、特にプログラミング学習を取り入れることで、創造力や表現力を養うことができるようになっています。
初回の授業では、イタリアのベネチアをテーマに設定しました。小学校低学年のお子様たちは、ポピンズの「ワールドツアーズ」を通じて、オンラインでイタリアにリアルタイムでつながり、街並みやカーニバルの文化を感じるというユニークな体験をしました。子どもたちは、「ベネチアカーニバル」に関連する歴史や背景を調べ、プログラミングツールを用いて自分自身のベネチアンマスクをデザインしました。
このような文化体験や探究活動を通じて、参加した子どもたちは集中力が高まり、楽しみながら学びを深めることができました。今後も、ポピンズとMIRIDEは合作のプログラムを通じて、子どもたちのグローバルな視点や創造性の醸成に努めていく計画です。
企業の理念と社会貢献
MIRIDEのミッションは、「子どものSTEAM教育を日本中に広める」ことです。この目標のもと、幼児から小学生を対象にSTEAM教育や探究教育を提供し続けています。また、ポピンズも38年以上の歴史を持ち、働く女性に対する教育と介護サービスを支援してきました。両社は今後も、教育の質を高めつつ、持続可能な社会貢献に注力していく方針です。
教育は未来を築く基盤です。このような新しい試みが日本全体の教育環境をより良化することを心より願っています。