イベント『鉄の道プロジェクト』が目指すもの
近年、全国的に難しい経営が続いているローカル鉄道。その現状を打破するために複数のイベントやツアーが行われていますが、普段の利用者は減少しているのが現実です。特に通勤や通学以外の時間帯になると空席が目立つことが多く、これを解消するための取り組みが求められています。
基盤として重要なのは、ファンのコミュニティの力です。地元の人々や旅行好きの皆さんと一緒になり、どのようにローカル鉄道を盛り立てることができるのかを共有することを目的としたイベントが、6月20日に開催されます。このイベントでは、南阿蘇鉄道の被害の実態も報告され、特に報道にはあまり表れない課題にも触れられる予定です。
イベント概要
- - 日時: 2016年6月20日(月)19:00 - 20:30(開場18:30)
- - 場所: 書泉グランデ7Fイベントスペース(東京都千代田区)
- - 定員: 先着30名(入場無料)
- - 申し込み方法: 参加希望者は、指定のメールアドレスに必要事項を送信
出演者には、鉄道に関する専門の知見を持つ方々が登壇し、参加者と熱い議論を交わす予定です。特に、著名な編集者や鉄道企画のプランナーが現場からの視点を交え、利用者の目線での意見も取り入れた内容になっています。
書道イベントとのコラボ
さらに、5月15日に行われた書道パフォーマンスの中では、地域密着型の新しいお酒「鐵の道」のプロジェクトも紹介されました。このパフォーマンスは約600人の地域住民が集まり、学生の力強いパフォーマンスが地域の盛り上がりを呼ぶ一助となりました。
ここでも、南国土佐をイメージさせる文字が選ばれたということが素晴らしい点です。
今後、このお酒は6月中下旬に発売され、地域の特産品としても注目されることでしょう。
なぜ『鉄の道プロジェクト』が必要か
ローカル鉄道が持つべき魅力や価値を再考する場として、このイベントは非常に重要です。何気ない日常に潜む魅力を、市民、旅行者が発信することで地域経済の活性化を図ることが期待されています。また、参加者同士の交流を通じて、鉄道ファンとしての意識も高まることでしょう。
鉄道ファンだけでなく、地域住民、そして観光に興味のある方々にとって、共に話し合い、理解を深める貴重な機会として位置づけられています。ぜひ、皆さんも参加を検討してみてください。
そして、クラウドファンディングのページも開設されており、地域の力をもっと広げるための募集も行っていますので、ぜひご覧ください。