ちがさきこどもマルシェの魅力
2024年10月20日、お待ちかねの「ちがさきこどもマルシェ」が茅ヶ崎市役所前にて初めて開催され、約2,500人もの来場者で盛況を博しました。子供たちが主体となり自分たちで考えた34店舗が参加し、地域にわくわくをもたらしました。
準備から楽しむ子供たち
マルシェでは、5歳から14歳の子供たちが自ら作った商品やアクティビティを提供。看板や装飾はもちろん、商品価格の値札に至るまで、全て子供たちの手で行われました。特に使われたのは、茅ヶ崎市内のまちづくり法人knorkが開発した「トゥリバーノ・ピッコロ」と呼ばれるテントで、木と布の温もりある雰囲気が特徴的でした。
多彩な店舗と創造性
出店内容は多岐に渡り、手作りアクセサリーやイラスト、缶バッジの販売から、ミサンガづくりのワークショップ、自作のゲームセンターなど、個性豊かなテントが並びました。こうした場で、子供たちは想像力を活かして独自の店舗を開くことができ、来場者との交流を通じて貴重な体験を得ました。
出店での人との繋がり
来場した多くの子供たちは、自らのお小遣いを握りしめ、商品を選び、支払いをする過程を楽しみました。商品を選ぶ目は真剣そのもので、時には友達と相談しながら、お金の計算をする姿が見られました。そんな中で、お買い物の醍醐味を思う存分味わったことでしょう。
大人も楽しめる空間
一方で、入れ替わりで参加した大人たちも、出店エリアで楽しく過ごす姿が目立ちました。親たちは子供たちが買い物やワークショップを楽しんでいる間、ゆったりとしたひとときを楽しむことができる充実した時間を過ごしました。大人と子供の共通体験として、このマルシェはまさに一緒に楽しむ場を提供していたのです。
参加者の声から見える充実感
彩り豊かな出店が賑わう中、参加した子供たちや保護者からは様々な感想が寄せられました。「たくさんのお客さんがきて嬉しかった」や「自分の作品が売れて報酬をもらうことができた」といった声からは、この体験がどれほど貴重だったかが伝わってきます。また、親たちからは「労働の価値やお金の意味を学べた」といった声があり、子供たちの成長に大きな影響を与えていたことがうかがえます。
未来に向かって
また81.8%の出店者が「次回も出店したい」と回答しており、イベントへの期待感が高まっていることが分かりました。参加した子供たちからも「次はいつやるの?」といった声が多数寄せられ、地域全体がこの取り組みを通じてさらなる発展を望んでいるようです。これからも「ちがさきこどもマルシェ」の継続開催は地域の期待を背負い、多くの子供たちの成長の場であり続けることでしょう。
開催概要
- - 日時: 2024年10月20日(日)10:00〜16:00
- - 場所: 茅ヶ崎市役所前広場(茅ヶ崎市茅ヶ崎1丁目1-1)
- - 来場者数: 約2,500人
- - 主催: ちがさきこどもマルシェ実行委員会
- - 協力: 茅ヶ崎カンパニー, まちづくり法人knork, 湘南フードトラック協会
このように、子供たちが自らのアイデアを持ち寄り、地域と共に成長するきっかけとなった「ちがさきこどもマルシェ」。今後の開催がますます楽しみです。