ロックハート城、再び蘇る優美な姿
群馬県吾妻郡高山村に位置する
ロックハート城が、ついに開設以来初となるグランドリニューアルの時を迎えます。この名城は、1988年にイギリスから移築され、以来その優雅な風情とロマンチックな雰囲気で多くの来場者を魅了してきました。リニューアルのテーマは『彩再建』。これは過去の輝きを大切にしつつ、新しい彩りを加えて未来へとつなげるという意図が込められています。
新たな魅力に生まれ変わる老舗施設
2025年4月6日、城の日にお披露目される新たなロックハート城は、これまでの魅力を一層深める取り組みを実施します。具体的には、スコットランドの古城の世界観をさらに強化する体験が加わり、訪れる人々により深い感動をもたらすことでしょう。また、SNS映えのする撮影スポットを増やし、今まで以上に多くの方に愛される場を作り上げます。特に、愛犬と訪れることができるエリアの新設も注目です。
新施設のお披露目
新たに加わる施設には、以下のようなものがあります。
- - シャーロックホームズの部屋:名作小説「シャーロックホームズ」の世界観を再現した情緒豊かな空間。
- - ロックハートミニシアター:城の歴史を学ぶことができる小劇場。
- - ワンダフルフォレスト:愛犬と共に穏やかな自然を満喫できる散策エリア。
- - ワンダフルハート:愛犬も楽しめる高品質な飲食を提供するカフェレストラン。
- - イングリッシュティールーム:本格的な紅茶が楽しめるティーサロン。
これらの新施設以外でも、内外装の改良や屋外のエリアをおしゃれにリデザインし、全体的に格調高い魅力をまといます。
歴史と未来への挑戦
ロックハート城は1829年にイギリスで建設されたもので、その後1988年に30個のコンテナで日本に運ばれました。1993年には15,000人以上の建設スタッフの手によって復元が完成。これも、俳優の津川雅彦氏とオーナーの平井良明の夢が実現した結果です。今回のリニューアルでは、開設32周年を機会にこれまでの感謝を込めて新たな挑戦が求められています。
空間デザインの専門家が手掛ける未来
新たなロックハート城のデザインは、空間デザイナーの
大髙啓二氏が担当しています。彼は視覚的だけでなく、五感に訴える空間を作り出すことで知られるVMDの専門家であり、新しい価値を生む空間を生み出すプロデュース力に期待が寄せられています。
アクセス情報
ロックハート城へのアクセスは、車の場合は関越自動車道の練馬ICから約100分、新潟ICから約150分、沼田IC下車後約20分です。また、電車ではJR上越新幹線の上毛高原駅からタクシーで約20分、山手線の沼田駅から約15分で到着します。入場料は大人1300円、中高生1100円、小人600円です。
お問い合わせ
公式サイト(
https://lockheart.info/)では、さらなる詳細や最新情報が確認できます。また、報道関係者様のお問い合わせは、ロックハート城の担当者までご連絡ください。