宿泊者の待機時間を短縮する新サービス『順番待ちシステム』が登場
株式会社ネットシスジャパンは、2025年3月24日から、宿泊施設内の飲食店向けに新たなサービス『順番待ちシステム』を開始しました。このシステムは、宿泊施設のレストランやカフェの入店までの待機時間を可視化し、利便性を向上させることを目的としています。
新サービスの概要
新サービスは、施設内に設置されたタブレットにより、リアルタイムでレストランやカフェの混雑状況や入店待ち時間を表示します。そして、システムを利用することで待機時間の受付も行えるため、その間に他の時間を有効に使うことが可能になります。さらに、『Core Guide』というスマホ対応のソリューションとも連動しているため、宿泊客は自身のスマートフォンからもこのシステムへアクセスし、混雑具合を把握できます。
開発の背景
このシステムの開発に至った背景には、ホテル業界における顧客からの多くの声がありました。ビジネスホテルの経営者たちからは、館内飲食店での長時間待機がクレームやキャンセルの原因になっているとの報告がありました。また、宿泊客からは、入店待ちの時間が不明瞭なため、旅行の計画に影響が出てしまうという不満が寄せられました。これらの問題を解消するため、本システムの開発が進められました。
システムの特徴
『順番待ちシステム』にはいくつかの特徴があります。まず一つ目は、館内の飲食店の混雑状況や待機時間が可視化されることです。この情報により、宿泊客は事前に入店を予約することができ、無駄な待機時間を削減します。
二つ目は、4ヵ国語に対応している点です。日本語、英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)に対応しており、海外からの宿泊客でもストレスなく利用できるのが利点です。さらに、お使いのスマートフォンから情報にアクセスできるため、手軽に利用できます。
さらなる展望
今後、このシステムは宿泊施設内の飲食店だけでなく、病院や市役所、商業施設など、混雑に悩まされる様々な施設での活用が期待されています。また、企業は顧客のフィードバックを受け、サービスのブラッシュアップを続けていく方針を示しています。
株式会社ネットシスジャパンについて
株式会社ネットシスジャパンは、宿泊業界の業務効率化を目指す企業です。システム開発を通じて、宿泊施設の予約管理やチェックイン・チェックアウトの統合化を行い、宿泊客の利便性を高めるための取り組みを進めています。
特に、インバウンド需要の高まりとともに、宿泊業界の成長が続いており、政府も海外旅行者の誘致を強化しています。ネットシスジャパンは、宿泊施設の事業運営に挑戦する企業や個人を支援するため、今後も多岐にわたるサービスの開発を進めていく予定です。
会社情報
- - 所在地:東京都中央区日本橋馬喰町1-5-6ツカキビル5F
- - 設立:2004年4月19日
- - 代表者:徳正 賢
- - URL: ネットシスジャパン公式サイト
「宿泊施設における利用者の待機時間を改善し、顧客満足度を向上させる本サービス。今後の展開にも期待が膨らみます。」