農村の未来を考えるプロジェクト『シェアパディ』
日本の農村は過疎化や高齢化の影響で、多くの地域が限界集落に直面しています。このままでは農業の担い手が不足し、耕作放棄地が増え続けるでしょう。その影響で、伝統や文化の維持が難しくなり、農村特有の風景も消えていく懸念があります。その一方で、都会では核家族化やプライバシー重視が進み、かつてあったコミュニティが弱体化しています。
こうした問題を解決するために始まったのが『シェアパディ』プロジェクトです。このプロジェクトは、耕作放棄地を有効活用し、都会の人々に農村の魅力を再発見・発信してもらうことを目指しています。参加者は、同じ想いを持つ仲間たちと共に、農地を開墾し、米作りを行うことができるのです。このプロジェクトを通じて、都市と農村の活性化が期待されています。
シェアパディとは?
『シェアパディ』は、都市生活者が農村に参加し、実際に農作業を行うことで地域の活性化に貢献できる仕組みを提供しています。参加者は、農作業を通じてさまざまなネットワークを形成し、そのネットワークが地域の活力を生み出す要素になると考えられています。
さらに、『シェアパディ』では、Socueusという物々交換システムを利用します。このサービスは、Facebookのメンバー同士でグッズやスキルなどを交換できる仕組みです。これにより、現金ではなく、専用の仮想通貨「Nets」を用いて取引が行われます。参加者は自らの労働と共に収穫したお米を交換することができ、効率的な流通を促進します。
農村の魅力を再発見
『シェアパディ』に参加することで、以下のような様々な魅力を体験できます:
- - 農村の魅力を知ることができる
- - 除草剤や農薬を使わないオーガニックな稲作を体験
- - 自然の中で仲間との出会いを楽しむ
- - 無農薬のお米を収穫する喜び
現在、参加者の募集に向けた説明会が迫っています。この説明会では詳しい活動内容や参加方法について説明を行います。多くの方々に参加していただき、『シェアパディ』の意義を知っていただきたいと考えています。
説明会の詳細
今回の説明会は明日、2015年2月27日19:00より武蔵野市の武蔵野プレイス4階フォーラムで開催されます。参加は無料ですが、定員がありますので、事前にお申し込みをお願いします。参加者は80名限定です。
- - 日付: 2015年2月27日(金)19:00~
- - 場所: 武蔵野プレイス4階フォーラム(東京都武蔵野市境南町2-3-18)
- - 申込: シェアパディホームページよりお申し込みください。
シェアパディの今後のスケジュール
説明会の後、3月には参加申込みを開始し、応募者が多数の場合は抽選が行われます。4月以降には実際に開墾や田植えなどの活動が始まる予定です。このプロジェクトに参加し、農村おこしに貢献したい方は、この機会をお見逃しなく。ぜひ一緒に農村と都市の新たな関係を築いていきましょう!