ダンボールアートの新しい楽しみ方
身近な環境にあるダンボールを活用したアートの可能性が広がっています。「サンリツ ダンボールアートコンテスト」がその舞台となり、アートやクラフト作品を自由に作成して応募できる機会を提供します。このコンテストは、廃材であるダンボールを使用することで、サステナビリティを促進しつつ、クリエイティビティを発揮する場となるのです。
コンテスト開催の背景
株式会社サンリツは東京港区に本社を置く企業で、ダンボールの包装設計に強みを持っています。この度、同社では使用済みのダンボールを素材にした立体アートの可能性を広めるため、アートコンテストを開催すると発表しました。サステナブルな素材として注目されているダンボールを使って、参加者自身の発想で自由な作品を作成できるのがこのコンテストの魅力です。
作品の応募要件
本コンテストに応募可能な作品は、使用済みダンボールを主な素材として製作される立体アートやクラフトです。さらに、異素材との組み合わせも大歓迎。応募に際しては、サイズ制限があり、作品の縦・横・高さの合計が80センチ以内である必要があります。応募資格は特に設けられておらず、個人での参加も、グループでの共同制作も受け付けています。
また、特別賞として小中学生を対象にした最大100名にQUOカードがプレゼントされるため、夏休みの自由工作としてもピッタリです。実際に自分の手で作品を作り上げ、評価される喜びは子供たちにとって良い経験となることでしょう。
応募の流れと審査制度
応募期間は2025年6月1日から9月5日までの約3ヶ月間。公式サイトから応募フォームに必要事項を入力し、製作した作品の画像をアップロードする流れになります。その後、10月初旬には一次審査の結果が通知され、11月中旬には作品現物による二次審査が行われます。最終的な受賞作品の発表は、12月12日のダンボールアートの日に行われ、参加者はその日を心待ちにするでしょう。
審査には、サンリツの社員たちが行う厳正な審査と、世界中で捨てられるダンボールを使った作品を制作するアーティスト島津冬樹さんがゲスト審査員として参加します。プロの目で評価されることで、参加者にとって貴重なフィードバックが得られるでしょう。
島津冬樹氏の特別な視点
島津冬樹氏は、特にダンボールを用いた独自のアートを展開するアーティストとして知られ、風変わりな作品を多数手掛けてきました。彼のデビュー作は大学在学中に作成したダンボールの財布であり、それ以来ダンボールの魅力に魅了され続けています。彼の視点からの講評は、参加者のさらなる創造性を掻き立てることでしょう。
参加することで得られるもの
本コンテストを通じて、身近にあるダンボールという素材に目を向け、再利用の可能性を考える良い機会となります。また、制作過程自体が楽しみであり、他の参加者との交流や自身の成長を実感することができるでしょう。あなたの手で、世界に一つだけの作品を生み出し、アートの楽しさを体感してみませんか?
さあ、あなたもダンボールアートに挑戦し、新しいクリエイティブな体験をしてみてはいかがでしょうか。