免疫データで医療革新
2024-11-12 09:07:09

順天堂大学とEdgewater、免疫と遺伝子のデータ活用で医療イノベーションへ

順天堂大学健康データサイエンス学部とEdgewater株式会社は、免疫と遺伝子のビッグデータを用いたデータサイエンス分野における共同研究で合意しました。Edgewaterは、このデータを用いて、将来の免疫状態を予測する「疾病リスク予測システム」と、医師の診断をサポートする「診断支援システム」の開発を目指しています。

今回の共同研究では、順天堂大学健康データサイエンス学部から、放射線医学・医学教育・AI活用を専門とする山本憲教授と、統計的因果推論・機械学習を専門とする中村知繁助教が中心となり、医療ビッグデータの解析とAI技術の応用に取り組みます。

山本教授は、医師としての知見を活かし、「疾患リスク予測システム」と「診断支援システム」の開発を推進します。中村助教は、統計的手法と機械学習を組み合わせることで、より精度の高い予測モデルの構築に貢献します。具体的な研究内容としては、「診断支援予測システム」の開発や、リアルワールドデータを活用した「疾患リスク予測システム」などが予定されています。

順天堂大学健康データサイエンス学部は、産業界との連携を強化することで、社会課題の解決と新たな価値創造を目指しています。今回の共同研究を通じて、医療・健康分野におけるイノベーションの創出と高度な専門人材の育成を促進します。

Edgewater株式会社は、創業者の福澤雅彦氏が、米国MSDの完全子会社である米国メドコ社(現エクスプレススクリプト社)に出向した際に、レセプト等の医療データの利活用が医療の発展に大きく貢献することを学びました。この経験から、2023年に「免疫」をパラメーターとした「疾病リスク予測」「診断支援システム」の特許を取得しました。

2025年からは、患者の免疫と遺伝子のデータを大規模に入手するために、「免疫×遺伝子観察研究」として、理化学研究所生命医科学センター自己免疫疾患チームとの共同研究で、パイロットスタディを実施する予定です。

両者の連携によって、医療現場におけるデータ活用が加速し、より精度の高い医療サービスの提供や、新たな治療法の開発が期待されます。


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会社情報

会社名
Edgewater株式会社
住所
東京都世田谷区成城5-3-10
電話番号

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