2023年11月27日と28日の2日間、パシフィコ横浜で「木と暮らしの博覧会®」が行われ、多くの訪問者が集まりました。このイベントには、7,138名が来場し、木材に関する様々な情報や商品の展示を楽しむ機会となりました。
今回の博覧会では、ナイス株式会社が開発したオリジナル素材「Gywood®」が特に注目されました。この素材はスギの大径材を活用し、圧密処理されたもので、住宅や非住宅、さらには非建築分野において多様な使い方が提案されています。展示では、家具から建具、住宅設備機器まで、さまざまなアイテムが並び、訪問者は実際の使用シーンを想像しながら見学していました。また、オフィス用テーブルや学校机、さらには木製の筆記具なども展示され、木質化の幅広い可能性が感じられました。
来場者からは、「スギ材の活用方法がこんなに多様で驚いた」との声が多く寄せられ、好評を得ました。会場内では、最新の商品を取りそろえた主要な木材、建材、住宅設備機器のメーカーが工夫を凝らした展示を行い、実演を交えたプレゼンテーションが多くの関心を集めました。
さらに、博覧会期間中には、住宅や林産業の専門家を招いたさまざまなテーマのセミナーも開催され、多くの聴講者で賑わいました。セミナーでは、住宅の快適性や持続可能性についての最新の研究成果や実践的な提案が発表され、来場者は興味深く耳を傾けていました。
ナイス株式会社は、今後も2050年のカーボンニュートラルを目指して、国産材の積極的な利活用を進めるとともに、住宅や建築の省エネ化、再エネ化を推進してまいります。これにより、企業の価値をさらに高め、社会貢献を果たすことを目指しています。
この経験を通じて、来場者の皆さんが木材の持つ魅力に気付き、木材利用の重要性を理解してくれることを願っています。次回のイベントも多くの期待を背負いながら、より魅力的な内容でお届けできるよう準備を進めてまいります。
最後に、開催結果についての情報をまとめます。
- - 来場者数: 7,138名
- - 出展社数: 82社
- - 売上高: 156億62百万円
多くの方々のご来場、誠にありがとうございました。今後とも、木と関連分野の発展に寄与できればと思います。