HR高等学院とNTTドコモが共同で次世代人材育成プログラムを実施
中高生向けキャリア探究サービスを提供する株式会社RePlayceが、NTTドコモと協力して新たなプログラム「企業連携PBL」を立ち上げました。このプログラムは、社会構造が変わる中で求められる「新しい価値を生み出す力」を育成することを目的としています。
プログラムの背景
現代社会では、次世代を担う若者たちに対して、柔軟な発想で新しい価値を創出することが期待されています。HR高等学院は2025年に開校し、「踏み出す勇気と面白がる力を育む」を教育のミッションに掲げています。この理念のもと、社会で活躍できる人材を育てるための多様な教育プログラムを実施しています。
RePlayceは、NTTドコモと協賛契約を結び、次世代の新しい価値創造を目指した「企業連携PBL」をスタートさせました。この取り組みは、学生たちが実際の企業が抱える課題解決に挑むものです。
「企業連携PBL」の詳細
「企業連携PBL」は、様々な企業が直面しているリアルな課題を学生が知り、自ら解決策を見つけるためのプロジェクトです。学生たちはチームを組み、ビジネスアイデアを創出するためのプロセスを学びます。最終的にはドコモの担当者にアイデアをプレゼンテーションする機会も設けられています。
2025年7月18日には最終発表が行われ、「新たなつながりを生み出す、コミュニケーションのカタチをつくろう」というテーマで、多くのアイデアが披露されました。このプレゼンテーションの結果、最優秀チームが選ばれ、docomo STARTUPのピッチイベントに参加することが決定しました。
ドコモの取り組みと今後の展望
NTTドコモは新たな価値創造のために積極的にイノベーションに取り組んでおり、社内起業プログラム「docomo STARTUP」を通じて、様々なスタートアップ企業を育成しています。このプログラムは、次世代の若者たちが実際の社会課題に対して向き合い、一緒に解決策を見つける実践的な学びの機会になっています。
HR高等学院は今後も、社会の最前線で新規事業に挑戦するドコモの取り組みと、自らの教育プログラムを結び付け、学生たちに新しい学びの体験を提供し続けることを目指しています。生徒たちが未来を切り拓く人材に育つよう、引き続き支援を行っていく予定です。
代表者からのメッセージ
原 尚史氏(NTTドコモ経営企画部事業開発室長)は、学生たちが実社会の課題を通じて学ぶことの重要性を述べています。彼は「教育は社会の未来を支える土壌であり、学生たちが主体的に考え行動する力が育まれることを期待しています」と語りました。
また、RePlayceの代表である山本将裕氏は、「HR高等学院の学生が社会と繋がり、主体性を磨くための場を提供していきます。このプログラムを通じて学生が持つアイデアが実現に向けて動き出す若者たちの未来をサポートしていきます」と述べています。
終わりに
このように、HR高等学院とNTTドコモが連携した「企業連携PBL」は、未来の社会を支えるための次世代人材育成に新たな視点と価値を提供しています。今後の展開にも注目です。