新しいスタイルのサケが誕生!
日本の伝統的などぶろく製法を基にした新コンセプトのサケ「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」が、クラフトビールメーカーのDerailleur Brew Worksと、秋田県横手市のサイダリーOK, ADAMとのコラボレーションによって発売されます。この商品は04年の「DB-69プロジェクト」の第四弾として登場し、税務上は発泡酒に分類されています。
DB-69プロジェクトの背景
「DB-69プロジェクト」は、Derailleur Brew Worksが「西成のクラフトブルワリーとしての役割」を模索する中で生まれました。日本独自のビアスタイルやサケスタイルを追求する姿勢を大切にし、このプロジェクトを通じて新たなお酒の可能性を探索しています。このプロジェクトは2023年に始まり、クラフトビールカルチャーの精神を尊重しつつ、現代の感覚で日本の酒文化を再解釈することを目指しています。
OK, ADAMとの共同開発
本作はOK, ADAMとの共同開発によって生まれたもので、秋田県横手市産のリンゴやホップを使用して、独特のハードサイダーを製造しています。Derailleur Brew Worksのクラフトビールの技術とOK, ADAMのハードサイダー製法が融合し、新しい酒「DB-69」が誕生しました。
DB-69 Paragraph oK(a) 2025の魅力
「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」は、どぶろく文化を現代の感覚で表現し、りんごとビールの要素が交差する新感覚の作品です。りんご由来の甘美なアロマに、清酒酵母の吟醸香が響き合い、CitraホップとNelson Sauvinホップの華やかな香りが調和します。味わいは、ほのかな甘さの中に米の旨みが感じられ、温度変化によって多層的なアロマ構造が楽しめる逸品です。
商品の詳細
本作のテーマは「酸と酸」で、クエン酸とリンゴ酸が織りなす複雑な酸味を追求しています。901号酵母と白麹を用い、吟醸香が引き立つドライな濁酒の基に、3種の秋田産リンゴ果汁がブレンドされています。「紅玉」と「紅の夢」の鮮やかな酸味に、「王林」の華やかな香りと甘みが加わり絶妙なバランスを実現しています。また、ホップの使用により、果実の香りがさらに引き立てられています。これを50〜60℃程度に温めると、酸の角が和らぎ、香りと甘みがより深く味わえます。
視覚的魅力にも注目
商品はWYOKAMOTO氏が手がけたブランドロゴとラベルデザインも特徴の一つです。彼の独特なアートワークは多くの作品に使用されており、この新しいサケの個性を引き立てています。
発売スケジュールと販売場所
この新しいサケ「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」は、2025年12月24日から28日まで公式ECサイトで先行予約が受付開始され、2025年12月29日には予約分の発送が行われます。一般発売は2026年1月6日からとなり、公認の酒販店や飲食店でも購入可能です。
まとめ
新しいサケ「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」は、秋田と大阪の地元資源を生かし、新しい酒体験を提供します。革新的な製法がもたらす味わいを、ぜひお試しください。