2017年の「ソトノバ・アワード」結果発表
日本初となる屋外空間の表彰プロジェクト「ソトノバ・アワード」が、2017年の受賞者を発表しました。このプロジェクトは、屋外空間の利用促進やデザインの向上を目的とした試みで、全国から多様な応募作品が寄せられました。
受賞者一覧
ソトノバ・大賞
実施者: コマエカラー篠塚 雄一郎、山本 雅美、ピタッティ高野 充
ソトノバ・準大賞
実施者: 株式会社スタジオゲンクマガイ(STGK Inc.)熊谷 玄
- - 受賞作品: 松山市中心市街地賑わい再生社会実験「みんなのひろば」
実施者: 松山市長野志 克仁、松山アーバンデザインセンター センター長羽藤 英二
ソトノバ都心賞
実施者: NTT都市開発株式会社、株式会社GKデザイン総研広島、株式会社パーク・コーポレーション
ソトノバ地方賞
- - 受賞作品: 宇部まちなかにぎわい拠点マネジメント
実施者: 株式会社にぎわい宇部 代表取締役安部 研一、若者クリエイティブコンテナ(山口大学)、宇部市、ポレポレカフェ 代表富岡 英雄
以上が受賞作品の概要です。審査では、各受賞者のプロジェクトがどのように地域や人々の生活に貢献しているかが評価されました。各受賞者の取り組みが、今後の屋外空間の利活用に多大な影響を与えることが期待されます。
ソトノバ・アワードの選考過程
このアワードは、2017年8月10日に公募を締め切り、全国から9件の応募がありました。その後、8月21日から9月8日まで一般ウェブ投票が行われ、9月9日に一次審査、10月14日に二次審査が実施されました。審査会は、専門家や実践者が集まり、屋外空間の重要性や利用促進についての議論が行われました。
2017年ソトノバアワード表彰式
さらに、「ソトノバ2周年パーティ」としての表彰式も11月11日(土)に開催されます。このイベントでは、受賞者によるプレゼンテーションも計画されており、詳細情報を求める方は公式ウェブサイトにて事前申し込みが可能です。
ソトノバの理念
ソトノバは、パブリックスペースの活用に関する情報不足を解消することを目指し、若手の研究者や実践者が集まって設立されたウェブマガジンです。2015年の設立以来、330以上の記事が配信され、様々な事例や取り組みが紹介されています。このアワードは、屋外空間の活動を通じて地域社会の発展にも寄与することを期待しています。
その活動の一環として、投票や審査を通じて選ばれたプロジェクトがどのように地域や社会に良い影響を与えているのか、多くの人に知っていただきたいと考えています。今後もソトノバは、屋外空間に関する情報発信や研究活動を展開し、社会へ貢献する取り組みを続けていきます。