株式会社Gaudi Clinicalが新型コロナ対策資金を確保
株式会社Gaudi Clinical(東京都文京区、代表:飛田護邦)は、日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンによって、5千万円の資金を調達したことを発表しました。この資金は、日立グローバルライフソリューションズ株式会社が日本橋に設置する「再生医療イノベーションセンタ」の商用稼働に向けた運転資金として活用される予定です。
再生医療イノベーションセンタの役割
この新拠点は、株式会社Gaudi Clinicalが目指す地域分散型の再生医療流通網の中心となります。特に、再生医療等安全性確保法を遵守しながら、適切な流通モデルやオペレーションを確立するための「Proof of Concept」(PoC)を実施することが計画されています。
資金調達の重要性
新型コロナウイルス感染症が経済に深刻な影響を及ぼす中、スタートアップ企業や事業再生に取り組む企業を支援するために設立されたこの融資制度は、財務体質を強化するための重要な手段となります。Gaudi Clinicalにとって、今回の資金調達は、地域医療機関に質の高い細胞を提供するための細胞加工受託事業の推進の一歩ともなります。
Gaudi Clinicalのミッション
カンパニーは、アカデミアで証明された再生医療技術を用いて、医療機関との連携を通じて患者のもとへ再生医療を届けることを目指しています。特に「再生医療のラストワンマイルをつなげる」ことが、Gaudi Clinicalの基本的な目標です。
再生医療を広めるための取り組み
Gaudi Clinicalでは、大学や研究機関で科学的に確認された再生医療技術を活用した細胞製造受託事業に取り組んでおり、医療機関がそれを利用できるようにサポートしています。再生医療の実現に向けた承認プロセスを明確にし、医療現場における利用を推進することで、より多くの患者に恩恵をもたらすことを目指しています。
将来への展望
今後、Gaudi Clinicalは再生医療の分野におけるリーダーとしての役割を果たし、地域医療の充実と質の向上に寄与することを目指しています。再生医療関連の技術やサービスが一層普及する中、医療機関との連携を強化し、地域医療の未来を切り拓く重要な一手を打ち出していくでしょう。
本社所在地は、東京都文京区本郷2-8-3 天野ビル3Fにあり、これからも再生医療の発展に向けて努めていきます。詳しい情報は、
Gaudi Clinicalの公式ウェブサイトをご覧ください。