学童向けの新技術
2020-11-17 10:00:06
アイドックの新技術が学童向けサービスに革新をもたらす
アイドックの新技術が学童向けサービスに革新をもたらす
アイドック株式会社(本社:東京都千代田区)は、その電子書籍配信プラットフォーム「bookend(ブックエンド)」を、株式会社朝日新聞社が提供する学童向けサービス「放課後たのしーと」に導入しました。これにより、学童の施設で配布されるプリントのセキュリティが飛躍的に向上したのです。このニュースは、子どもたちの学びと遊びを支える新たな基盤となるでしょう。
セキュアなプリント配信の実現
2020年11月17日よりサービスが開始され、アイドックの「bookend」は、学童やその施設向けに印刷物に施設名の透かしを入れたり、ブラウザ表示時のキャプチャを防止する機能を備えています。このセキュリティ機能は、不正なデータ拡散を防ぎ、子どもたちのための教材を安心して活用できる環境を整えます。
「放課後たのしーと」は「遊びは最高の学び!」をコンセプトに掲げ、子どもたちが楽しく学べるアクティビティを提供しています。アイドックの技術を活用することで、印刷物はより安全に、そしてクリエイティブに配信されます。たとえば、使用される「bookend view」は、暗号化された画像データへの動的な透かし挿入を実現し、視覚的にも著作権の保護を強化。これにより、施設名が表示されることで、そのプリントの出所が明確になります。
具体的な運用方法
本サービスでは、PDF形式のコンテンツが利用され、様々なプラットフォーム、特にWindowsやMacのパソコン、さらにはiOSやAndroidのモバイルデバイスに対応しています。これにより、学童の子どもたちがアクセスしやすい環境が提供され、いつでもどこでも学習できるという利点を享受できます。さらに、ダイナミックな電子透かしで子どもたちの個性を表現しつつ、著作権を守るためのDRM機能も搭載されています。
朝日新聞社の見解
朝日新聞社のデジタル・イノベーション本部の担当者によると、アイドックの「bookend view」を導入することで、短期間で必要な制作物を作成でき、施設名の透かしを簡単に入れることができるため、配布物のトレーサビリティが確保されます。また、画面キャプチャを防ぐ機能により、情報漏洩のリスクも軽減されるため、安心して学習コンテンツを提供できる環境が整ったとコメントしています。
アイドック株式会社について
アイドックは1999年に設立され、現在はデジタルコンテンツ向けの著作権管理システム(DRM)の開発やコンテンツ流通プラットフォームの提供に注力しています。代表取締役の成井敦氏のもと、慶應義塾大学や多くの出版社、企業との取引を通じて、デジタルコンテンツの安全な流通を実現しています。これまでに200社以上へのサービス導入を果たし、名前が広がりつつあります。
今後もアイドックの技術がさまざまな分野で子どもたちの教育に寄与することに期待が寄せられています。新しい技術が学びの場にどのように影響を与えるのか、今後の発展が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
アイドック株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町1-3-5寿ビル7F
- 電話番号
-
03-5577-2208