青龍鉾人形のめざめ
2024-09-24 17:00:27

堺市で開催中の「青龍鉾人形のめざめ」企画展の魅力

堺市の鉄炮鍛冶屋敷で開催中の企画展「青龍鉾人形のめざめ」



堺市に位置する鉄炮鍛冶屋敷で、江戸時代から続く伝統を感じる企画展が開催されています。本企画展は「青龍鉾人形のめざめ ―200 年の時を超えて―」をテーマにしており、2023年7月31日から始まり、10月28日まで実施されているこの特別展では、堺市の地域文化が色濃く反映されています。

展示内容の概要


鉄炮鍛冶屋敷は、江戸時代に活躍した井上関右衛門家の歴史的な邸宅で、数多くの文化財が保存されています。この企画展では、特に「青龍鉾人形」を中心に、初公開となる実物資料が展示されており、来場者は約200年前に製作された人形やその関連資料を間近で見ることができます。

「青龍鉾人形」は、1824年に中浜一丁目の住民の寄付によって作られたもので、当時の祭礼文化や地域の人々の思いを伝える重要な資料です。江戸時代の祭りに関する知識が薄れている中で、この企画展は過去の文化を再発見する貴重な機会となっています。

さらに、青龍鉾人形は製作からちょうど200年という節目を迎えています。この記念を祝し、クラウドファンディングによる修理資金を募る活動も行われており、後世にこの文化を伝える取り組みが進められています。

主な展示資料と実物


展示されている主な資料には、以下のものがあります。
  • - 青龍鉾人形
  • - その人形を収めていた箱の蓋

蓋の裏側には、井上関右衛門を筆頭に、当時の世話人たちの名前や人形が作られた経緯が記されています。これらの資料は、戦災により多くの文化財が失われた現在において、江戸時代の祭礼の貴重な証拠としての価値を持っています。

関連イベントと講座


企画展期間中には、さまざまな関連事業も開催されます。例えば、「文化財課学芸員によるミニ講座」や「堺と国友-受け継がれる鉄炮鍛冶の歴史」というテーマの講演会も予定されています。いずれも参加は無料で、興味のある方は事前申込が必要です。

お祭り好きの方や江戸時代の文化に興味がある方はもちろん、堺市に訪れる機会があれば必見の企画展です。古き良き日本の文化が息づくこの場所で、青龍鉾人形の美しさとともに歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

企画展情報


  • - 開催期間: 令和6年7月31日(水)~10月28日(月)
  • - 会場: 鉄炮鍛冶屋敷(堺市堺区北旅籠町西1丁3-22)

また、クラウドファンディングやその他の詳細情報は、堺市の公式ウェブサイトをご覧ください。地域の歴史を深く学び、さらなる未来へとつなげていくための重要なイベントに参加してみましょう。


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