無農薬国産金ごま「くしきの金ごま」が銀賞受賞！地域活性化の取り組み

鹿児島県いちき串木野市の特産品、無農薬国産金ごまが評価される

昨今、地域特産品の重要性が増している中、鹿児島県いちき串木野市から生まれた無農薬の国産金ごま「くしきの金ごま」が、全国的に権威ある「ESSEふるさとグランプリ2024」の食品・加工品部門で銀賞を受賞しました。この名誉な受賞は、地域の人々が連携し、品質の高い農産物を生産することで実現したものです。

金ごまが持つ高い評価の裏側

この受賞を成し遂げた理由として、農業と福祉が見事に結びついた点が挙げられます。いちき串木野市では、地域の障害者就労支援事業所「ワークスペースi」と市が協力し、「くしきの金ごま」を生み出しました。この事業所では、利用者が実際に金ごまを育て、収穫から精選、袋詰めまでの作業を行っています。特に、選別は一粒ずつピンセットを使って異物を除去することで、品質の高い金ごまが提供されているのです。

金ごまの特性と魅力

金ごまは、その香りの良さと旨味に定評があります。黒ごまや白ごまと比べて香りが高く、食感やコクも豊かで、料理に華やかさを加えることができます。国内での生産量が非常に少ないため、入手も難しく、その価値は高まり続けています。

食品コンテスト「ESSEふるさとグランプリ」とは

「ESSEふるさとグランプリ」は、生活情報雑誌「ESSE」が主催する全国規模のコンテストであり、各自治体が自らのふるさと納税の返礼品を競い合います。2024年の開催では、23の自治体から37の品々がエントリーし、厳正な審査が行われました。特に、食品や生産者に込められた思いが評価のポイントとなります。今回は、利用者の努力と地域の支援が評価された結果、銀賞に輝いたのです。

料理への応用と楽しみ方

「くしきの金ごま」は、サラダや和え物、さらにはうどんなど、様々な料理に活用できます。特に一押しの食べ方は、「黄金にぎり」でたっぷりの金ごまと塩をふりかけていただく方法です。金ごまの香ばしさや食感が引き立ち、豊かな味わいが楽しめると、食卓を華やかにする一品になります。

ふるさと納税による地域振興

この金ごまは、ふるさと納税の返礼品としても提供されています。寄附金額は11,000円で、35gのパッケージを5袋受け取ることができます。この金ごまの購入は、地域特産品の認知度向上や販路拡大に貢献し、地域活性化の取り組みをさらに進めるための一助となります。

購入方法

ふるさと納税の寄附は、楽天やチョイス等のポータルサイトから行うことができ、地域へのサポートを通して、貴重な国産金ごまを手に入れることができます。ぜひ、皆さんもこの機会に「くしきの金ごま」を手に取って、その特別な味わいをお楽しみください。

このように障害者支援や地域振興が結びついた「くしきの金ごま」は、ただの食材以上の意味を持っています。『美味しい』ことで地域を元気にし、またその活動を応援することが大切です。食を通じて、地元の魅力を再発見する旅に出かけましょう！