一級建築士試験の合格者発表
2023年12月25日、国土交通省より令和6年の一級建築士試験検査結果が発表されました。この試験は、建築士法に基づき、公財法人である建築技術教育普及センターが実施しています。
今年度の設計製図試験は10月13日に行われ、実際の受験者数は11,306名でした。合格者数は3,010名で、合格率は26.6%という結果になりました。これによって、多くの受験生が新たに一級建築士の資格を獲得しています。
合格者の発表
合格者の受験番号は、建築技術教育普及センターの公式ウェブサイトに掲載されており、受験生は自分の番号を確認することができます。また、合格した受験者には合格通知書が送付され、不合格の受験者には不合格通知及び成績通知が送付される予定です。合格者数は昨年に続き、高い数値を記録しました。
受験の流れと概要
今年の一級建築士試験は、学科試験と設計製図試験の2つのフェーズから構成されており、学科試験は今年の7月28日に実施されました。学科試験には28,067人が参加し、合格者は6,531名でした。合格率は23.3%という結果です。
試験内容 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|
---- | -- | -- | ---- |
学科試験 | 28,067人 | 6,531人 | 23.3% |
設計製図試験 | 11,306人 | 3,010人 | 26.6% |
総合 | 34,237人 | 3,010人 | 8.8% |
合格率は昨年と比べてわずかながら向上しており、これは受験生たちの努力の結果とも言えるでしょう。合格者は今後、建築業界で様々な役割を果たすことが期待されています。
お問い合わせ先
合格・不合格通知に関する問い合わせについては、(公財)建築技術教育普及センターの一級建築士試験専用ダイヤル(050-3033-3821)に連絡することができます。試験問題の内容に関する質問には一切応じていないため、予めご了承ください。
今後の展望
一級建築士は、建築業界において重要な役割を持つ専門家です。合格後はさらに実務経験を積むことで、建築設計やプロジェクト管理等の分野で活躍することが求められます。今後の活躍が楽しみです。