NTT西日本とWizWeの業務提携
2023年9月16日、NTT西日本株式会社と株式会社WizWeは、健康行動の習慣化をサポートするための業務提携契約を締結しました。この提携によって、両社はそれぞれの強みを活かし、地域住民や従業員の健康促進に寄与することを目指します。
背景と目的
少子高齢化や生活習慣病のリスクが増加する中、自治体や企業、保険者には住民や従業員の健康的な行動を促す必要が迫っています。健康行動の継続は難しく、多くの場合、運動や食生活、睡眠習慣の改善が求められます。しかし、限られた人員や予算で効果的な支援を行うのは容易ではないのが現状です。そこで、NTT西日本は長年の経験を基に、WizWeのプラットフォーム「Smart Habit」を統合し、個別のニーズに応じた健康行動の習慣化を支援します。
取り組みの具体的内容
提携によって、両社は多角的に健康行動の促進を行います。NTT西日本が持つ地域との共創やAI・データ利活用の知見と、WizWeの習慣化支援ノウハウを結集し、自治体や企業、保険者と共に健康施策を進めます。具体例として、過去の取組みから特定保健指導の完了率が29.1%から83%に向上したことや、親子での歯の健康活動が効果を見せたデータもあります。
「Smart Habit」を用いることで、利用者は自分の健康行動をリアルタイムで確認できます。また、習慣化サポーターとのコミュニケーションを通じて、運動や食事、睡眠に関するアドバイスが受けられ、行動の定着を図ります。
主な取り組み内容
- - 健康増進施策と連携した地域住民や従業員向けの習慣化支援
- - AIを駆使した一人ひとりに合わせた行動変容支援
- - 施策の効果視覚化と地域課題解決モデルの構築
役割分担
NTT西日本
- - 地域に基づく行動変容モデルの設計と社会実装
- - 健康施策の企画・推進
- - AIを活用した個別支援の高度化
- - 健康からまちづくりへの応用の検討
WizWe
- - 「Smart Habit」プラットフォームの運営
- - 個別の状況に合った習慣化支援の設計
- - 施策の効果可視化と改善の支援
未来への展望
今後、両社はさらなる連携を図り、地域住民の健康促進を支える仕組みを構築していく予定です。データの分析やAI技術を活用することで、効率的な施策運用と効果の最大化を狙い、健康分野の知見を他の地域課題にも応用していく意向です。特に、2026年度における愛知県や沖縄県との連携プロジェクトが着目されています。
本提携は、地域社会における健康増進という大きな意義を持つ取り組みですが、その成果がどのように実を結ぶのか、今後の展開に注目が集まります。