九州初!響灘東地区における飲食店事業者の公募
北九州港の重要な産業拠点である響灘東地区で、飲食サービスが不足している現状を打破するために、新たな飲食店事業者を緊急募集します。これは、九州初の「港湾環境整備計画制度(みなと緑地PP)」を活用した画期的な取り組みで、地域の活性化と環境保全を同時に実現します。
1. 港湾環境整備計画制度(みなと緑地PP)とは?
この制度は、公募で選ばれた民間の事業者が、響灘東地区に飲食店などの収益施設を設置し、その利益の一部を港湾緑地の維持やリニューアルに還元できる仕組みです。これにより、地域の魅力向上や働く人々の労働環境の改善が期待されています。
2. 募集する事業の基本方針
公募にあたって求められる事業の基本方針は以下の通りです:
- - 響灘東地区の労働環境改善と魅力向上:労働者が快適に過ごせる飲食スペースを提供し、地域のイメージを高めます。
- - 緑地の維持管理と公共還元:得られた収益を活用して、港湾緑地の環境維持を図ります。
- - 環境との共生と地域貢献:地元の食材やリサイクル資材を使用し、地域貢献に努めます。響灘ビオトープとの連携もポイントです。
3. 事業区域の概要
所在地
- - 事業区域①:若松区響町2丁目11の一部(約3,500㎡収益区域)
- - 事業区域②:若松区響町1丁目122-5(約10,266㎡維持管理区域)
土地利用規制
臨港地区(工業港区)、建ぺい率60%、容積率200%に準じます。
財産区分
この区域は、行政財産としての港湾緑地に分類されます。
現況
- - 事業区域①:未整備
- - 事業区域②:緑地として整備済み
4. 土地の貸付条件
- - 貸付方法:事業用の定期借地(契約終了後、事業者は原状回復し、土地を返却)
- - 貸付期間:10年から30年の範囲内で、提案を提出する必要があります。
- - 貸付料:市が設定する最低価格以上での提案が必要です。
5. 事業者選定方法
優れた事業提案と貸付料の両方を評価する公募型プロポーザル方式を採用します。審査には、学識経験者からなる非公開の事業者検討会が介入し、公正かつ公平に評価を行います。
6. 今後のスケジュール
- - 公募開始(令和7年10月7日)
- - 提案書受付締切(令和8年1月5日)
- - 事業者検討会(提案内容審査:令和8年1月上旬)
- - 優先交渉権者の選定(令和8年1月中旬)
- - 港湾環境整備計画の公表(令和8年3月下旬)
- - 事業用定期借地権設定契約締結(令和8年春)
7. お問い合わせ先
ご質問や詳細については、以下の担当者までご連絡ください:
☆ 地域社会の発展のために、新たな挑戦を期待しています!