門前典之の名作ミステリ『浮遊封館』復刊決定!
2025年11月27日(木)より、株式会社書泉は門前典之の著作『浮遊封館』の復刊を開始します。これは、第11回鮎川哲也賞を受賞した作家による傑作ミステリで、既に絶版状態だったため、多くのファンにとって待望の復刊となります。
書泉の復刊企画「書泉と、10冊」とは?
この企画は、過去の名作を重版・復刊するというもので、書泉と芳林堂書店が協力して実現しています。シリーズは、中世をテーマにした書籍から始まり、現在ではさまざまな名著を取り扱っています。『浮遊封館』は特に人気が高く、長い間手に入れることができなかった幻の書籍といえるでしょう。
『浮遊封館』の魅力
『浮遊封館』は、2008年に発表された作品で、著者の門前さんは建築に精通しており、それがこの小説の中で独特の魅力を生んでいます。物語は、新興宗教と墜落した飛行機の遺体、その消失事件の背後にある謎が絡み合います。また、著者が創り出すトリックは、壮大で魅力的であり、読み手を惹きつけます。
限定サイン本も登場!
書泉では数量限定で、門前典之のサイン入り書籍も用意されています。これは、コレクターにとっても嬉しいチャンスです。この機会を逃さず、ぜひ手に入れてください。
予約と販売の詳細
予約は、2025年11月27日から書泉オンラインや芳林堂書店高田馬場店、書泉グランデ、書泉ブックタワーで受付開始。販売価格は税込3,520円、書籍は四六判上製本です。店頭での発売日は2026年1月末を予定しています。
関係者のコメント
芳林堂書店高田馬場店の店長である山本さんは、「門前典之の作品は、歪でありながら非常に整っているトリックが魅力です。この『浮遊封館』も、その印象を強く残す作品です」と述べています。また、著者門前典之も、「この作品には特別な思い入れがあり、復刊に際しては新しい要素を加えることを検討しましたが、当初の短さを大切にしたいとの気持ちから、そのままの形でお届けします」と語っています。
書泉の未来の展望
書泉は、この企画を通じて復刊を重ね、今後もファンが求める名作を適正価格でお届けする取り組みを続けていく考えです。読者との信頼関係を築き、ますます多くの名作を世に送り出すことを目指しています。
この復刊を機に、ぜひ『浮遊封館』を手に取って、その魅力を再発見してはいかがでしょうか。あなたの心に刻まれる新たな読み物、待っています!