LegalOn CloudがSES対応
2025-03-28 09:24:50

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」がSES基本契約に対応開始

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」新機能の詳細



株式会社LegalOn Technologiesが提供するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」は、最近、契約リスクチェック機能を「SES(システムエンジニアリングサービス)基本契約」に対応させたことを発表しました。この新機能により、ソフトウェア開発の外注に関する契約審査の手間を大幅に軽減することが期待されています。

SES基本契約とは?



SES基本契約は、委託先のエンジニアが顧客企業に常駐してシステムの保守や運用を行うための契約形態を指します。この契約では、受託者の従業員が委託者のオフィスで業務を行うため、業務指示の方法や費用負担の取り決めに対する明確な理解が必要となります。また、業務従事者の経験やスキルが契約において重要なポイントとなります。

特に注意すべきは、偽装請負のリスクです。偽装請負が発覚すると、労働者派遣契約と見なされる可能性があり、労働者派遣法に違反する恐れがあるため、正確な記載と理解が求められます。この点を踏まえ、LegalOn Cloudの契約リスクチェックは非常に重要となります。

LegalOn Cloudの新機能とその効果



「LegalOn Cloud」は、これまでにも「ソフトウェア開発委託契約」や「システム保守契約」において契約リスクチェック機能を提供してきましたが、SES基本契約への対応を追加したことで、さらに幅広い法務サービスを提供できるようになりました。この更新により、特にソフトウェア業界での法務コンテンツの充実が図られることになります。

SES基本契約のチェックポイント



契約リスクチェックの際に考慮すべきいくつかのポイントを以下に示します:
  • - 業務従事者に対する指揮命令: SES契約では、受託者の従業員が顧客のオフィスに常駐するため、業務指示は受託者から行われるべきです。契約書においてこの点を確認し、誤解を招かないようにすることが求められます。
  • - 受託者の責任の範囲: SES契約の場合、受託者は善管注意義務をもって業務を実施することが求められますが、通常は仕事の完成義務を負わないとされています。この点を契約書に記載し、当事者間の理解を深めることが重要です。

次世代の法務体制の確立



「LegalOn Cloud」は、従来のリーガルテックとは異なり、企業法務の新たなプラットフォームです。契約審査や法令チェック、法務業務の一元管理が可能で、クライアントのニーズに応じた様々な体制を同一プラットフォーム上で構築することができます。

さらに、利用者は「LegalOn Cloud」を通じて業務を行うことで、知識が蓄積され、AIがその情報を整理し、必要な時にレコメンドする仕組みも備えています。これは、企業法務の効率化と質の向上を図る次世代のナレッジマネジメントの実現に寄与するものです。

株式会社LegalOn Technologiesについて



LegalOn Technologiesは2017年に設立され、法務とテクノロジーを融合させた製品を展開しています。AIによる契約レビューや法律文書管理など、法務業界の革新を目指したソフトウェアを開発。日本国内外で多くの企業に支持されており、今後の展開にも期待が寄せられています。

このように、「LegalOn Cloud」が新たにSES基本契約に対応したことにより、さらなる法務業務の効率化が進むことは間違いありません。企業はこのプラットフォームを活用し、安心して契約業務を進めることができるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社LegalOn Technologies
住所
東京都渋谷区桜丘町1-1渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F
電話番号

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