舘鼻則孝の個展
2024-12-16 10:28:32

舘鼻則孝の個展「Under the Sun and Moon」、日本文化を新たな視点で再構築

舘鼻則孝の個展「Under the Sun and Moon」



表現の幅を広げ続けるアーティスト、舘鼻則孝(たてはなのりたか)が、2024年11月22日(金)から12月26日(木)までの期間、東京・品川のKOSAKU KANECHIKAにおいて新作個展「Under the Sun and Moon」を開催します。本展は、彼にとって10度目となる個展であり、過去の作品と新作の融合が特徴的です。

展覧会のテーマと作品



本展のテーマである「日光」と「月光」には特別な意味が込められており、仏教における日光菩薩と月光菩薩からインスパイアを受けています。「日輪」と「月輪」の象徴は、さまざまな文化的価値観を反映し、特に日本の伝統的要素を現代的な視点から見直す試みとなっています。

また、過去の展覧会から受け継いだ「二項同体」という概念を中心に、独自の作品が展開されます。これは、西洋の「二項対立」と対比し、日本文化特有の価値観を探求する姿勢です。舘鼻は、こうした探求を通じて、未発表のアーカイブ作品や過去の作品を新たな形で提示することで、現代における文化的再定義を試みています。

個展の特別な内容



「Under the Sun and Moon」では、記念すべき10度目の個展に合わせて、KOSAKU KANECHIKA開設前の作品から新たに制作した作品まで、多岐にわたる展示が行われます。特に、昨年の「Syncretism」で捉えたテーマを引き継ぐ形で、日本文化の根底に流れる「記憶の対話」を具現化し、さまざまな作品が堪能できます。

展覧会開催に際し、舘鼻は次のように語っています。「この展覧会は、自分自身の過去を振り返り、いくつかの重要なテーマを再構築しています。私の作品は、幼少期の記憶や文化的背景との対話を通じて、個人的な物語を通じて表現されたものです。」

展示される具体的な作品



展覧会では、特に目を引く作品の一つに《Descending Painting “Sunlight”》と《Descending Painting “Moonlight”》があります。これらは、先に紹介した仏教の象徴性を取り入れており、日光がすべてを照らし、月光が優しく包み込むという深い意味があります。また、雲や雷を描いた作品もあり、「天と地」や「生と死」の境界を象徴しています。

さらに、アーカイブ作品として、過去に発表した彫刻やコラボレーション作品など、多様なアプローチからの作品も展示されます。このように、個展はただのアート展示にとどまらず、過去の貴重な作品たちとの対話を楽しめる場となっています。

開催概要



  • - 展覧会名: 舘鼻則孝「Under the Sun and Moon」
  • - 会期: 2024年11月22日(金) - 12月26日(木)
  • - 開廊時間: 11:00 - 18:00(日・月・祝は休廊)
  • - 会場: KOSAKU KANECHIKA
  • - 住所: 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
  • - 入場料: 無料

新たな視点で日本の文化を探求する舘鼻則孝の作品が、どのように観客に影響を与えるのか、ぜひ現地で体感してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ノリタカタテハナ
住所
東京都港区南青山5-4-6パレロワイヤル南青山211
電話番号
03-6419-7927

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