グローバル教育に向けたnew initiatives
チエル株式会社が、2025年7月18日に開催された「Chrome Enterprise / Google for Education主催 Partner Summit Japan 2025」にて、Google for Educationより感謝状『Appreciation for Excellent Partnership 2025』を受贈した。この表彰は、日本の教育業界に対しての貢献を評価するものであり、同社はその取り組みの一環として、教育現場でのICT活用を積極的に支援している。
企業理念と成り立ち
チエルの企業理念は「子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICTで支える」であり、設立以来一貫して学校教育市場に特化した製品の開発に取り組んできた。特に、2019年からはGoogle for Educationパートナープログラムに参加し、技術パートナーとしても活動している。これにより、多くの学校現場でChromebook™の導入を支援し、教育のデジタル化を推進している。
Chromebook活用実績
GIGAスクール構想の第1期において、教育委員会の中で「Chromebook活用パック」を受け入れた学校は全体の47%にも達する。この導入実績は、教育のデジタル化が現場に浸透し始めている証であり、教育機関においてChromebookがいかに重要な存在になっているかを示している。
しかし、Chromebookを導入した後に直面する運用や保守、教育効果の引き出し方においては、教師や教育委員会が多くの課題に取り組んでいる。そこで「Chromebook活用パック」は、これらの「現場の悩み」を解決するために設計されたソリューションである。これにより、導入から運用、授業での有効活用までを一元的に支援することが可能となる。
主なサービス特徴
「Chromebook活用パック」は、Google for Educationのツールと、チエル独自のソリューションを組み合わせており、以下のような特長を持つ。
1. InterCLASS® Advance / InterCLASS® Advance Light
これらのツールは、Google Workspace for Educationを利用したクラウドベースの協働学習支援を行う。教師は学習者の画面をモニタリングしたり、教材を配布したり、学習者のアイデアをクラスで共有することが容易になる。
2. InterCLASS® Filtering Service
ChromebookをLTE通信や家庭学習、校外学習で使用する際に有害サイトを高精度でブロックするフィルタリングサービスが提供され、安全な学習環境を構築する。これにより、安心してICTを活用した授業が可能となる。
3. InterCLASS® Console Support
このアプリはGoogle管理コンソールの機能を拡張し、学校のユーザー・グループを一括管理する支援を行う。これにより、教師はGoogle Classroomをスムーズに設定し、効率よく運用できるようになる。
未来への取り組み
チエル株式会社は、今後も現場の教師を第一に考え、彼らのニーズに寄り添いながら、日々の授業をより便利で効果的にする商品やサービスの創造・改善に努めてまいります。教育業界におけるデジタル化の進展において、チエルの役割はますます重要になっていくことでしょう。
会社情報
チエル株式会社
- - 会社名:チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号:3933】
- - 代表者:代表取締役 川居 睦
- - 本社所在地:東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
- - 設立:1997年10月1日
- - 資本金:3.36億円
- - 事業内容:教育ICT事業
- - ホームページ: チエル株式会社