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新たなメタバースコンテンツ創出に挑む『FortStudio』

最近、株式会社FortStudioがFortniteを活用したアニメ空間の開発に向けた資金調達を行った。このスタジオは、メタバース内での日本の漫画やアニメなどのIPコンテンツを世界に発信することを目指している。Fortniteは、約5億人のユーザーをもつプラットフォームとして知られており、自社で開発した空間はまさにグローバルな視野を持った仕掛けだ。

FortStudioの設立は2024年2月、住所は東京都渋谷区桜丘町24番1号 橋本ビル6階 NextBase内である。スタジオは、メタバース空間の企画、開発、マーケティングを主な事業としており、その計画が多くの関心を集めている。

制作実績とコアプロジェクト

FortStudioは、すでに複数のオリジナルゲームを制作しており、特に注目されるのは「Abyss In Saga」と「Deserted Island Tycoon」である。前者はオリジナルモンスターを討伐するボスファイトゲームで、後者は無人島でのサバイバルをコンセプトにしたシュミレーションゲーム。これらのゲームは、プレイヤーの創造性や戦略を活かすことができるコンテンツを提供している。

資金調達の狙い

今回の資金調達は、メタバース空間のさらなる開発やマーケティングだけでなく、関連人材の採用にも活用される。このラウンドはPre-seedで、J-KISS型新株予約権を使用し、引受先としてSkyland Venturesが参加した。

CEOのビジョン

FortStudioのCEOである西村勝寿氏は、若い世代が日本経済の停滞を感じながらも、アニメやゲームなどのコンテンツ産業に希望を見出していると語る。特に彼は、メタバースが日本の豊かな文化を世界に届ける可能性を秘めていると信じており、Fortniteを通じてその課題を解決したいと述べている。「共に日本のコンテンツを世界に広め、ワクワクさせましょう」とのメッセージは、次世代のクリエイターとしての強い意志が反映されている。

投資家の視点

Skyland Venturesの中村公哉氏は、FortStudioへの出資について、Fortniteが社会現象となりつつあることを強調し、スタジオの取り組みに期待を寄せている。彼は、Fortniteが今後もメタバースの中心となると確信しており、その中でコンテンツ制作を推進するFortStudioに大きな可能性を感じているとのことだ。

企業との連携

FortStudioは、今後メタバースの活用を検討している企業や自治体に対してもその提案を行っていく。関心のある団体は、お気軽に同社に連絡を取ることができる。こうした活動は、実際にコンテンツを制作するだけでなく、企業のプロモーション活動にも寄与することを目的としている。

株式会社FortStudioのこれからの挑戦に注目が集まる中、メタバースを通じて日本の文化を世界に広めるという目標に向けた第一歩が始まった。今後の展開が非常に楽しみである。

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