リサーチ運営のAI化
2024-10-24 17:29:19

GMOリサーチ&AIがAI技術を活用してリサーチ業務を革新

GMOリサーチ&AI、リサーチ業務のAI活用開始



GMOリサーチ&AI株式会社は、2024年10月24日より、社内のリサーチオペレーション業務にAI技術を導入し、その効率化を図る新たなプロジェクトを始めます。この取り組みにより、年間に約23,820時間の業務時間を削減し、より迅速かつ効果的なサービス提供を実現するとしています。

リサーチオペレーションの現状と課題



これまでのリサーチオペレーションは、クライアントとの商談時の情報収集から始まり、その後のアンケート実施に至るまで長い時間を要していました。このプロセスでは、様々なコミュニケーションやデータ収集、納品に多くのリソースが割かれていました。しかし、AI技術を駆使することで、これらの業務を効率化し、生産性向上に寄与することを目指します。

AI導入による具体的な取り組み



1. ヒアリングの自動化


AIによるヒアリングシステムを導入することで、商談時に必要な情報を迅速に自動収集し、整理することが可能になります。この取り組みにより、ヒアリングから課題整理へとスムーズに進むことができ、アンケート実施までのリードタイムが大幅に短縮される見込みです。

2. コミュニケーション自動化


AIチャットボットを用いた自動応答システムを構築し、基本的な問い合わせへの対応を自動化します。これにより、担当者による負担が軽減され、プロジェクトのスピードも向上します。社内のタスク管理システムとの連携によって、重複作業の排除も実現されます。

3. アンケートデータの迅速な収集


AIに基づいたターゲティング技術を利用し、条件に適合した対象者を迅速に特定してアンケートを配信します。手動作業を最小限に減らし、データ収集のプロセスを効率化します。

4. データの自動集計と納品


アンケート結果をAIが自動で集計し、発送プロセスをスピードアップします。手動のデータ分析やレポート作成から解放され、より迅速で正確なデータ提供が実現します。

さらなる展望



GMOリサーチ&AIは、これらの取り組みによって、業務のスピードと正確性を共に向上させ、お客様の負担を軽減することを目指します。また、業界全体にAIプラットフォームを提供することで、リサーチ業界全体の生産性向上にも貢献していく方針です。

GMOリサーチ&AIの理念



「想いを、世界に」をフィロソフィーとして掲げ、企業と生活者の関係の再構築を図る新しいマーケティングプラットフォームの導入を目指しています。アジア16の国と地域において、約6412万人の消費者にリサーチサービスを提供するネットワークを持ち、未来に向けたビジネス展開に注力しています。これからもGMOリサーチ&AIは、最先端のAI技術を駆使して、リサーチ業界の革新に貢献し続けます。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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