香港ブックフェア盛況
2024-07-31 18:05:42

香港ブックフェアジャパンパビリオン、最大規模の来場者で盛況を迎える

香港ブックフェア ジャパンパビリオンに注目が集まる



2024年7月23日、香港のビッグイベントである第34回「香港ブックフェア」が盛況のうちに閉幕しました。今年は同時開催として「香港スポーツ&レジャーエキスポ」と「ワールド・オブ・スナック」が行われ、98万9000人が来場しました。その中でも特に注目を集めたのがジャパンパビリオンです。

ジャパンパビリオンの魅力


ジャパンパビリオンには、26地域の自治体や観光協会、さらには在香港日本国総領事館、日本政府観光局(JNTO)などが参加しました。ここでは、香港からの訪問者を対象に最新の観光情報が提供され、地元のキャラクターも登場する賑やかなブースが展開されました。

特に、日本政府観光局のブースでは、日本各地の美食がテーマで、ホットスポットマップの掲示などが行われ、香港人に人気の旅行先が紹介されました。他にも、日本の伝統文化イベントや観光PRが行われ、多くの来場者が熱心に耳を傾けました。

各地域の観光紹介


各地域ブースもそれぞれの特色を生かした魅力的な演出を展開しました。例えば、北海道観光機構によるブースでは、白老町のアイヌ文化を紹介するための演目やVR体験があり、多くの来場者が楽しむ姿が見られました。大阪・関西万博では、公式キャラクター「ミャクミャク」との記念撮影会やクイズイベントが人気を博しました。

さらに、福岡県からはくまモンが登場し、観光情報の発信と交流を交えたイベントが行われました。宮崎県では「幸せの黄色いポスト」を設置し、訪問者が手紙を投函するアクティビティも行われ、年齢問わず多くの人々が楽しんでいました。

日本の人気、香港での高い需要


2023年の訪日香港人客数は約219万人であり、特に今年6月には25万600人という過去最高の数字を記録しました。この人気は、依然として香港人にとって日本旅行が魅力的であることを示しています。ジャパンパビリオンには年齢を問わず多くの香港人が訪れ、各ブースの観光情報についての説明を真剣に聞いている姿が印象的でした。

世界的な作家の魅力


ブックフェアの期間中には、著名な作家たちによるイベントも多く開催され、香港出身のアグネス・チャン氏のトークショーは特に注目を集めました。新しい著書の紹介を通じて、子育てについての重要なメッセージを伝える場面もあり、来場者たちは耳を傾けていました。

来場者の消費動向


香港貿易発展局が行った調査によると、来場者一人あたりの平均消費額は前年比4.6%増の912香港ドルで、書籍に対する興味の高さが伺えます。また、実に90%の出展者が電子決済サービスを導入し、今後の取引においても利便性が向上しています。

まとめ


今年の香港ブックフェアでは、ジャパンパビリオンが来場者から特に注目を集めました。各地域の多様な観光情報や文化が一堂に会することで、香港人にとっての日本旅行への関心がさらに高まり、また新たな訪日客の促進につながることが期待されています。このイベントは、日本と香港の文化交流を深める場として、今後も重要な役割を果たすでしょう。


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会社情報

会社名
香港貿易発展局 東京事務所
住所
東京都千代田区麹町3-4-5トラスティ麹町ビル6階
電話番号
03-5210-5850

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