新教材「フラチャレ」
2021-08-05 10:30:02
フラッグフットボール教育の新たな展開「フラチャレ」の誕生
フラッグフットボール教育の新たな展開「フラチャレ」の誕生
フラッグフットボールというスポーツは、教育現場での可能性を発見し、全国の学校に新たな教育価値を提供することを目指しています。2020年以降、フラッグフットボールは新学習指導要領のもと、小学校4年生からの教科として取り入れられ、多くの学校でその実践が行われてきました。文部科学省が推進するこの活動は、知・徳・体を統合的に育てる次世代の体育として注目を集めています。
しかしながら、この新しい体育教育の導入には課題も少なくありません。教師たちが新しい体育の形を理解し、実践するためには、戦略を立てるための文房具やデジタル機器、さらにはフラッグなどの特別な用具が必要です。これらの導入には、多大な時間とリソースが要求されるのが現状です。そこで、公益財団法人日本フラッグフットボール協会は、教育現場のニーズに応えるため、用具や教材を全国の小学校に寄贈する活動を続けてきました。
そしてこの度、EDUSHIPと日本フラッグフットボール協会が提携を結び、新たに「フラチャレ」という教材サービスをスタートさせることが発表されました。この取り組みは、より多くの学校にフラッグフットボール教育を広め、その教育的価値を強化することを目的としています。「フラチャレ」は、先生方が使いやすく感じられるように設計され、初めての指導者でも取り組みやすいよう工夫されています。
提携の背景と期待
EDUSHIPの代表取締役、佐藤壮二郎氏はこの提携に対して次のように述べています。「現代社会では、次世代を担う子どもたちを育てる上で多様な価値観や能力の融合が必要です。フラッグフットボールは、これらの能力を養うのにぴったりのスポーツで、その教材サービスの開発に関与できることを光栄に思っています。」
また、日本フラッグフットボール協会の岡出美則代表理事も、「これまで多くの学校に教材や用具を配布し、学校教育に貢献してきたが、EDUSHIPとの提携を通じてさらに支援の幅を広げられると期待しています。」と強調しています。
フラチャレの具体的な内容
「フラチャレ」に導入される教材やサービスは、実践的な内容を基にしています。チーム対抗のゲームを通じて協力の重要性を学ぶだけでなく、戦略を立てる楽しさも体験できます。これにより、子どもたちが自主的に考え、仲間と協力する力を養うことが期待されます。さらに、教育者にとっても直感的に使える教材が提供されることで、授業準備の負担を軽減し、より良い指導ができる環境を整えます。
フラッグフットボールは、ただのスポーツを超えて、教育の一部として多くの可能性を秘めています。この「フラチャレ」が全国の学校でどのように活用され、その成果がどのように現れるのか、今後の動向に注目が集まります。子どもたちの成長を支えるこの新たな取り組みが、多くの学校に広がることを期待しましょう。
今後も「フラチャレ」に関する詳細な情報が発表されていく予定で、関係者の皆様の熱心なサポートを求めるとともに、より豊かな学校教育の実現に向けて、一緒に歩んでいくことを願っています。
会社情報
- 会社名
-
エデュシップ株式会社
- 住所
- 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目9-4 エクセレント大宮ビル3F
- 電話番号
-
050-5444-7902