下田フォトストリート④
2024-07-05 08:20:55

下田フォトストリート第4弾:シャッター商店街に飾られたライフセーバーの姿が、海の安全と魅力を語る

下田のシャッター商店街に飾られたライフセーバーたちの姿が語る、海の安全と魅力



静岡県下田市の中心市街地では、2024年7月3日から8月31日までの間、「下田フォトストリート」第4弾が開催されています。今回は「GLOCAL BEACH SHIMODA」をテーマに、下田の海岸で活動するライフセーバーの写真約70枚が、商店街のシャッターや壁に展示されています。

このプロジェクトは、下田市地域おこし協力隊と、特定非営利活動法人下田ライフセービングラブが協力して行うもので、商店街の活性化を目的としています。通りに並ぶ民家や旧商店のシャッターに飾られた写真は、下田の街を歩む人々の視線を惹きつけ、海の安全と魅力を伝えています。

白浜で行われたライフセービング大会やジュニアライフセーバーの姿が、写真を通して蘇る



展示されているのは、白浜で行われたライフセービングの大会やジュニアライフセービングの様子を捉えた写真です。写真を通して、下田の美しいビーチを守り、次世代へ繋ぐ地域活動の様子が伝わってきます。

特に目を引くのは、2024年6月8日、9日に白浜で開催された全日本ライフセービング種目別選手権大会の写真です。白浜は、日本のライフセービングスポーツにとって重要な場所であり、1992年には日本で唯一のライフセービング世界選手権大会「Rescue ’92」が開催された場所でもあります。写真には、真剣な表情で競技に臨む選手たちの姿が写し出され、日本のライフセービングの歴史と発展を感じることができます。

下田の海を守る、未来のライフセーバー育成にも力を入れている



下田ライフセービングクラブは、1990年からジュニアライフセービングに取り組んでいます。小中学生、高校生などの青少年を対象とし、海でのフィットネスや応急手当などの指導を行うことで、将来の水難事故リスクを減らすとともに、未来のライフセーバーを育成しています。

下田フォトストリートでは、ジュニアライフセーバーたちの活動の様子も写真で紹介されています。子供たちが真剣な表情で練習に取り組む姿や、笑顔で海を楽しむ姿は、未来への希望を感じさせます。

下田市とライフセービングの歴史、そして未来へ



下田市は、1978年に設立された「日本サーフライフセービング協会(SLSAJ)」の活動拠点の一つであり、日本のライフセービングの発祥の地とも呼ばれています。

下田フォトストリートは、下田市の歴史と文化、そして未来への希望を伝えるプロジェクトです。夏の陽射しを感じ、海が恋しくなる季節に、下田市を訪れて、ライフセーバーたちの姿が飾られたシャッター商店街を散策してみてはいかがでしょうか。


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