負動産を社会貢献に変える取り組み
日本の不動産市場に存在する「負動産」、すなわち空き家や管理が困難な土地は、社会が抱える課題の一つですが、これを解決するための新しい試みが始まります。それが、遺贈寄付ウィークの一環として開催される特別イベントです。本イベントでは「不動産寄付がひらく未来」をテーマに、遺贈寄付の可能性について多角的に探ります。
遺贈寄付ウィークとは
遺贈寄付ウィークは、国際遺贈寄付の日に合わせて開催される全国的なキャンペーンであり、2020年に日本でスタートしました。今年で6年目を迎え、さらに社会貢献の輪を広げることを目的としています。特に今年のイベントでは、不動産寄付に特化した内容が初めて取り上げられ、注目を集めています。
負動産の抱える課題
毎年、約1.5兆円規模の遺贈寄付ポテンシャルがある日本ですが、空き家や売れない土地などの負動産がその実現を阻んでいます。これらの不動産は管理が難しいため、所有者にとっては大きな負担となることもあります。このような背景のもと、空き家や土地を社会に還元するための新しい仕組みが求められているのです。
イベントの概要
本イベントの開催は、2025年9月13日(土)15:00から17:00まで、オンライン形式で行われます。定員は450名で、参加費は無料です。参加希望者は事前に申し込みが必要です。また、主催者には相続・不動産サポートセンターをはじめ、6つの公益団体が名を連ねています。
プログラム内容
イベントでは、負動産の現状や課題についての説明をはじめ、専門家によるセミナーやパネルディスカッションが行われる予定です。具体的には、以下のテーマが扱われます:
- - 負動産が抱える現状とその課題
- - 不動産寄付の具体的な事例紹介
- - 専門家による寄付の意義と活用方法についての解説
こんな方に参加を推奨
- - 相続や終活を考えている方
- - 将来的な財産整理や社会貢献に興味のある方
- - 不動産の処分に困っている方、特に「売れない」「管理できない」と感じている方
- - 遺贈寄付に関心のある方、様々な資産を活用したい方
- - 士業や金融機関の専門家、また非営利団体関係者
申込方法
参加を希望される方は、指定の申し込みフォームからのお申し込みが必要です。申し込み締切は9月12日(金)の18:00です。キャンセルの場合は、所定の連絡先にご連絡いただくようお願いいたします。申込みは以下のリンクから可能です:
申し込みフォーム
このイベントを通じて、負動産を社会貢献に変える新しい視点を学び、未来への一歩を踏み出す機会をつかんでください。私たち一人一人がどういった形で社会に恩返しできるのか、一緒に考えてみましょう。参加をお待ちしております!
本件に関しての問い合わせは、相続・不動産サポートセンター事務局までご連絡ください。