株式会社トレンド・プロ(以下、トレンド・プロ)は、インターナルコミュニケーションやブランディング支援を行う株式会社グラスルーツ(以下、グラスルーツ)の全株式を取得し、両社がグループ化したことを発表しました。これは、トレンド・プロが持つマンガを起点としたコンテンツ制作の専門性と、グラスルーツが40年間培ってきたコミュニケーションの知見を統合し、企業の人的資本経営を支援するためです。
グループ化の背景
両社のグループ化の決定は、インターナルコミュニケーションのコンサルティングとコンテンツ制作において定評のあるグラスルーツの専門性と、トレンド・プロの広告活動や社内教育、採用支援のノウハウが融合することで、より高い顧客価値を提供できると判断されたためです。この連携により、企業に対して課題解決を長期的かつ本質的に実現するための一貫したサービスを提供することが可能となります。
新しいサービスの展開
トレンド・プロとグラスルーツの共通の目標は、情報受け取り手の理解を深め、行動を変えることです。この過程で重要になるのが「ハラオチ」、つまり本質的な理解を促進することです。この「ハラオチ」を軸に、今後新たなサービス展開を図る考えです。
代表者からのコメント
グラスルーツの代表、小野真由美社長は、トレンド・プロとの出会いを振り返り、マンガの可能性を感じたことが発端であると説明しています。彼女は、14年前に岡崎寛之社長とのタッグを組むことができたことに感慨を表し、新たなサービスの開発にも意欲を示しました。
一方、トレンド・プロの岡崎社長も、グラスルーツとの関係を深めることで、顧客が求めるサービスをさらに向上させることを期待しています。特に、人的資本経営に対するニーズの高まりに応じて、両社の知見を統合し、さらなる成長を目指しています。
企業紹介
グラスルーツの事業内容では、大企業やグローバル企業を対象に、インターナルコミュニケーションの諸課題に対してコンサルティングやメディア、コンテンツ制作による支援を行っています。近年は、情報の内製化に関する課題解決に重点を置いています。
トレンド・プロは、1988年に設立され、これまでに2400社以上への支援の実績があります。彼らは、マンガを活用した広告、採用支援、社内マニュアルの制作など、さまざまな領域で課題解決を図っています。
このグループ化によって、双方の強みを生かした新たな価値創造が期待されています。和を大切にし、顧客のニーズに応えながら、今後も注目のサービス展開を行っていくことでしょう。