骨の健康を考える
2025-10-20 15:14:41

世界骨粗鬆症デー向け、親子で話す骨の健康イベント開催

世界骨粗鬆症デーに向けた特別なイベント



2025年10月2日、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニーは記者向けイベント「親子で話す骨のこと」を開催しました。このイベントは、10月20日の「世界骨粗鬆症デー」に向けて行われ、整形外科専門家の中村雅也教授と歌手の早見優さんがゲストとして参加し、骨の健康に関する知識を広める目的で実施されました。

骨粗しょう症の現状



近年、日本における骨粗しょう症の患者数は大幅に増加しており、2023年には約138万人に達しています。患者の約70%が女性であり、高齢者だけでなく、40代から50代の世代でも骨密度の低下が見られます。加えて、その下の年代である10代から20代も骨密度のピークにあるため、早期の取り組みが重要視されています。これに伴い、日々の生活習慣が骨健康に与える影響について、専門家の見解を通して理解を深めることが求められます。

イベントの詳細



イベントでは、初めにジョンソン・エンド・ジョンソンの渡代隆介氏が、開催の目的や骨粗しょう症の重要性について説明しました。参加者は、骨の健康に対する関心を高め、自分自身と家族に関連する問題として考える機会を得ることが期待されています。

その後、トークセッションにおいて中村教授が各年代の骨密度データをもとに、なぜあらゆる年代が骨の健康について考える必要があるのかを詳しく解説しました。「骨粗しょう症は高齢者の病気」との誤った認識を解きほぐし、特に女性のホルモンバランスの影響を受けやすいことを強調しました。早見さんも、自身の経験を交えながら、骨の健康について考える大切さを伝えました。

骨によい生活習慣を育てるために



参加者は、骨に良い生活習慣を学ぶためのクイズに挑戦し、日常に取り入れやすい運動や食事について意見を交換しました。中村教授は「運動は骨に適度な刺激を与えるもので、自身の生活に合わせて無理なく続けることが重要」と述べ、早見さんも自身の運動や食事に関する取り組みを述べました。特に食事に関しては、「カルシウムだけではなく、バランスの良い栄養摂取が肝要である」とのアドバイスがありました。

家族での健康についての対話



最後に、早見さんは「骨の健康は若い世代から考えるべきであると再認識しました」と述べ、中村教授も「生活習慣に気を付けることは早ければ早いほど良いですが、始めるのに遅すぎることはありません。まずは骨に関心を持ち、小さな実践を始めていくことが大切です」とメッセージを届けました。

「My Health, Myself」プロジェクトの意義



このイベントは「My Health, Myself ― 私の健康のために、私ができること。」というプロジェクトの一環として行われました。このプロジェクトは、より多くの人々が自主的に健康管理に取り組むためのヘルスリテラシーを向上させることを目指しています。今後も各種イベントを通じて、健康について考えるための機会を提供していく予定です。

10月20日 世界骨粗しょう症デー



骨健康への意識を高め、家族で話し合うことが、未来の世代の健康維持に貢献することになるでしょう。今後もジョンソン・エンド・ジョンソンは、地域の健康意識向上に努めて参ります。


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ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル カンパニー
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