地域医療を守るために
医療現場では、地域の特性や人口構成が影響を与えることが現実です。京都府北部では過疎化が進む一方、都市部の伏見区では高齢化が進んでいます。こうした状況の中、蘇生会総合病院は地域完結型の医療を目指し、必要な投資を行うことで医療の質向上を図っています。
1.5TフルデジタルMRIの導入
2025年12月、蘇生会総合病院はPHILIPS社製の最新型1.5TフルデジタルMRI(MR5300)を導入しました。この技術により、日常の診療体制を整え、地域の患者に対するサービスの向上を目指しています。従来の装置に比べて、検査の時間を短縮しながら高精度な画像を提供するMR5300は、高齢者や小児、閉所に不安を抱える患者にとってもストレスの少ない設計となっています。
特に、70cmの広いボア設計により、閉塞感が軽減されています。また、検査中には映像や音楽を楽しむことができ、患者にとっての負担を考慮した工夫が施されています。厚さ60mmのコンフォートプラスマットレスも採用されており、身体的な負担を最小限に抑えています。
AI技術による診療支援
今回導入されたMRIは、フルデジタルコイルを搭載しており、体から発信される信号を効率よく収集し、高画質の画像を維持しつつ検査時間を短縮することが可能です。そして、深層学習を利用した撮像支援機能により、様々な面で日常診療を支える役割を果たすことになります。これにより、患者だけでなく医療スタッフの負担も軽減され、緊急時の迅速な診断が可能になります。
医療の進化を追求する蘇生会総合病院
蘇生会総合病院は、その歴史の中で常に医学の進展を追い続け、多くの医療機器や技術を取り入れてきました。「世界の医学の進歩に遅れず、創意工夫と決断を怠らない」という理念のもと、新たな医療機器への投資は、単なる設備投資ではなく、地域医療の未来への投資と位置付けています。理事長の津田永明さんはその想いを強調し、技術の導入によって医療の質が高まることに期待を寄せています。
「ここにあってよかった」と思える病院を目指して
蘇生会総合病院の新たな挑戦は、医療技術の進化に終わりがないことを示しています。常に学び、挑戦し続ける姿勢を持つこの病院は、最新のMRIの導入を通じて地域医療への責任を果たそうとしています。今後も、地域に根ざした医療の提供を続け、患者にとって信頼される存在であり続けることを目指していきます。
病院概要
- - 名称: 医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院
- - 理事長: 津田永明
- - 所在地: 〒612-8473 京都府京都市伏見区下鳥羽広長町101番地
- - 設立年: 1952年(昭和27年)、1970年(昭和45年)
- - 従業員数: 873名
- - 事業内容: 総合病院の運営、介護老人保健施設の運営、在宅支援事業所の運営
- - 許可病床数: 290床
詳しい情報は
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