進化する設備保全DXプラットフォーム「EMLink」
株式会社設備保全総合研究所(以下、EML)は、産業機械や各種機器メーカーを対象にした新しいパッケージ「EMLink 機器メーカー向けパッケージ」の提供を開始しました。このサービスは、アフターサービス業務の効率化を目指し、特に設備の保全計画や顧客対応、部品管理を一元的に管理できる強力なツールです。
開発の背景
EMLinkは元々、プラントや工場のオーナー企業向けに自社設備の保全管理を効率化するクラウドサービスとして開発されましたが、近年では機器メーカーや保全事業者からの需要も急増しています。これらの企業は、自社が納入した機器の状況をリアルタイムで把握し、計画的にメンテナンスを行う必要があります。しかし、従来の汎用CRMや自社開発のシステムは、顧客との商談管理を主眼に置いており、設備ライフサイクルに基づく管理には不向きでした。
「EMLink 機器メーカー向けパッケージ」の特長
この新しいパッケージは、以下の特長を持っています。
1. 台帳管理の効率化
顧客ごとの納入機器情報を、本パッケージにより一元的に管理できます。型式やシリアル番号、取扱流体、設置環境などの重要情報が整然と記録され、問い合わせ対応が迅速化されます。
2. 効率的な保全計画
メーカー推薦の点検周期や部品交換タイミングが自動的に算出され、提案漏れを防ぎます。これにより、受動的なサービスから能動的な提案へと進化します。
3. 顧客対応のトラッキング
顧客からの報告を一元管理することで、対応状況を可視化し、不具合に基づく改善提案が行いやすくなります。専用ポータルを通じて顧客自身が設備状況を確認できるようになります。
4. 最適な資材管理
長納期部品の管理を行い、必要な部品を適切なタイミングで確保することが可能です。これにより、過剰な保全コストを抑えられます。
5. 生成AIの活用
EMLinkは機器のデータと履歴を学習し、提案の機会や顧客のニーズを可視化します。このAI機能によって、過去の故障傾向を分析し、適切なメンテナンスタイミングを知ることができます。
パッケージの導入による成果
「EMLink 機器メーカー向けパッケージ」は、業務の属人的な対応から脱却し、データに基づいたアクティブなサービスへと変化させます。アフターサービスを収益源として位置づけることで、企業の持続可能な成長にもつながります。これにより、顧客エンゲージメントが強化され、安定した収益基盤を構築可能です。また、サービス部門の効率化や製品の競争力向上にもパッケージが寄与することが期待されます。
会社概要
株式会社設備保全総合研究所は、昨年設立され、工場やプラント用のアセットマネジメントシステム「EMLink」を主力商品としています。特に100社以上の大手企業へ導入しており、今後もさらなる拡大が期待されています。EMLの存在は、社会や産業インフラの持続可能な運営に貢献し続けることでしょう。