子育て世帯のエアコン使用実態と2027年問題への認識を調査
子育て家庭を見守る『いこーよ』が、466名の保護者を対象に実施した意識調査の結果が明らかに。調査により、約70%の家庭がエアコンを「壊れるまで使う」と考えている一方で、夏場の故障に関しては30%近い人々が「命や生活に関わる深刻な不安」を抱えているという実態が浮き彫りとなりました。さらに、2027年から施行される省エネ基準強化に関連する「エアコンの2027年問題」を知っているとの回答はわずか11.7%に留まるなど、認識の低さも課題として浮上しています。
調査概要
調査は2026年5月21日から27日までの期間に、いこーよモニタークラブの会員を対象にインターネットで実施され、有効回答数は466名。特に女性の回答が85.0%を占め、家族構成の多様性も反映されています。
注目1: 家庭のエアコン使用状況
調査から、最も古いエアコンの買い替え意向については「買い替える予定はない」とする回答が70.8%を占めました。「まだ使える」という理由が78.1%と高い割合を示しており、これが故障ドリブンの傾向を物語ります。古いエアコンの使用年数は「5〜10年未満」が最多で、10年以上の家庭も約24.4%に及びます。
注目2: 夏場の故障に対する不安
夏場のエアコン故障について、約3割の家庭が「命に関わるほど不安」と答え、9割近くが何らかの不安を感じています。「熱中症のリスク」や「避難を考える生活が立ち行かないほどの不安」がこれを裏付けています。子どもやペットがいる家庭では、エアコンの重要性が一層高まっていることが伺えます。
注目3: エアコン故障時の対応
エアコンが故障した際の対応については、65%が「年数次第で修理を検討する」と回答し、4万円未満なら修理を考えるとする人が約85%に達しました。このことから、経済的負担に対する意識が強いことが窺えます。
注目4: 購入時の重視ポイント
エアコン購入時に最も重視されているのは「本体価格」で、59.4%の家庭がこの点を重視しています。また、「清潔系機能」の人気も高く、内部クリーン機能や除菌・空気清浄機能が求められています。これは、子育て家庭において経済的と清潔さが求められていることを示します。
注目5: 2027年問題についての認識
2027年からの省エネ基準強化に関する知識の有無は、調査参加者のわずか11.7%が「よく知っている」と回答。30%近くが全く知らなかったという結果が、この問題の認知の低さを浮き彫りにします。主にエアコン購入に影響を与える重要なテーマでありながら、多くの家庭に情報が行き届いていない状況が問題視されています。
まとめ
エアコン使用開始シーズンに入るこれからの時期において、「壊れるまで使う」家庭と「壊れたら困る」という深刻な不安を抱える家庭が共存しているのが見えてきました。今後、家庭への正確な情報提供が求められます。特に、エアコンの状態を早めに点検し、必要な対策を講じることが、熱い夏を安全に乗り切るカギとなるでしょう。