Orbbecが国際物流総合展2026で展示する革新的なAI技術
ロボティクスおよびAIビジョン技術を専門とするOrbbec(オルベック)は、2026年に開催される「国際物流総合展2026(LOGIS-TECH TOKYO 2026)」で新たな技術を披露します。今回の展示では、物流や倉庫、産業オートメーションに関するさまざまな課題に対応するための最新のロボット知覚およびデータ収集ソリューションが紹介されます。
「Building the Eyes and Brain of Physical AI」というテーマ
Orbbecの展示テーマは「Building the Eyes and Brain of Physical AI」です。これに沿って、安定した3D知覚技術や拡張性の高いデータ収集手法、さらにはロボットマニピュレーションに向けた高度なセンシング技術が披露されます。特にピッキングや検査業務において、透明物体や反射物、低テクスチャの物体における課題を克服するための解決策が示されます。
LingBot Enhanced Depth Filterの発表
Orbbecは会場で、Gemini 330 Seriesが生成するネイティブ深度データとRobbyantのLingBot-Depthモデルを組み合わせた新たなソリューション「LingBot Enhanced Depth Filter」を展示します。このフィルターは、深度データの欠損やノイズを軽減し、物体の境界をより明確にすることが可能です。これにより、透明物体を含むピッキングや、箱や棚の認識、姿勢の推定、部品の位置検出などの精度が高まります。
高精度なカスタマイズが可能な3D DLPカメラ「Nova S1」
加えて、Orbbecは高精度な組立や検査向けにカスタマイズ可能な3D DLPカメラ「Nova S1」も展示します。この技術により、ロボット本体に依存せず、大量で同期されたマルチモーダルデータを収集し、AIモデルの学習を支えるための基盤が整います。
日本初のフルラインアップ展示
Orbbecは、ロボット不要のデータ収集機器のフルラインアップを日本で初めて展示します。このプラットフォームはEGO、UMI、WristCam、Hubから成り、一人称視点での観察やハンドヘルド操作、インタラクションを可能とし、複数デバイス間での同期を支援します。所定の条件下では、37時間以上の連続収録が可能で、1億フレーム以上のデータを取得できる高性能なシステムです。
知覚連携における新たな提案
また、OrbbecはIoTインテリジェントシステムのリーダーであるAdvantech(アドバンテック)と共同で、「ハンド・アイ・ブレイン」という統合ソリューションも紹介します。このソリューションは、環境認識を行うためのGemini 335Lg、近距離センシングを行うGemini 305g、そしてエッジAI処理を行うAdvantechのコントロールシステムを組み合わせたものです。
日本市場での信頼の追求
Orbbec APACのマネージングディレクターであるFelix Zhengは、「日本市場では、ロボットビジョンに求められるのは単なる性能だけでなく、信頼性や長期的な供給能力でもある」と述べています。国際物流総合展2026での出展を通じて、Orbbecは日本の顧客やパートナーとの関係をさらに深め、技術を実際のロボットアプリケーションにより多く展開していくことを目指しています。
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