カンボジアの教育改革に挑むNPOの取り組み
日本の認定NPO法人SALASUSU(サラスースー)が、カンボジアの教育現場に変革をもたらそうと奮闘しています。ポル・ポト政権の影響が今なお残る同国の教育システムにおいて、SALASUSUの取り組みは特に重要な意味を持っています。
福岡県北九州市に拠点を置くこの団体は、理事長の青木健太氏がNHK Worldの「Direct Talk」に出演し、自らの活動を紹介することが決まりました。この番組は2025年3月6日に放送され、カンボジアの教育改革の様子が映し出されます。
SALASUSUのビジョン
SALASUSUは「Enjoy your life journey - 誰もが人生の旅を楽しめる社会へ」をビジョンに掲げています。公教育を通じて質の高い学びを全ての子どもに届けることで、このビジョンの実現を目指しています。彼らは授業研究に基づく日本発の学校改革手法を活用し、教育の質を向上させる取り組みを進めています。
青木氏は、放送を通じて現地の教師や子どもたちの姿を映し出し、その中で新たな教育の形を模索している様子が紹介されます。このインタビューは、カンボジアの子どもたちが未来への期待を持って学べる環境を整えるための大切なエピソードになることでしょう。
教育改革の重要性
カンボジアでの教育改革は、国の未来を担う若者たちにとって非常に重要です。現地の教育システムは、少なからずポル・ポト政権時代の影響を受けており、改善の余地が多々あります。SALASUSUは、「レッスンスタディ」と呼ばれる授業研究を導入しており、教師の教育方法を改革することで、より質の高い教育を実現しようとしています。
本番組では、実際の授業の様子や現地の教師へのインタビューを交えながら、カンボジアの教育の現状とSALASUSUの取り組みが映し出されます。これにより、視聴者は「誰も取り残さない学び」の実現に向けた貴重な活動を知ることができるのです。
放送情報
「Direct Talk」は、2025年3月6日の10:15から10:30、14:15から14:30、20:40から20:55、翌日の01:15から01:30までの4回放送されます。英語字幕または吹替が提供され、放送終了後から1年間はオンデマンドでも視聴が可能です。
多くの人にカンボジアの公教育の未来に興味を持ってもらう機会となることを、SALASUSUは期待しています。番組を通じて、カンボジアの教育により良い未来を築くための新たな一歩を共に踏み出しましょう。
まとめ
認定NPO法人SALASUSUは、教育を通じた社会貢献を目指して日々活動しており、今後もカンボジアを拠点に、アジア全体へ公教育改革モデルを広めていくことでしょう。ご興味のある方は、ぜひ番組の視聴やSALASUSUのウェブサイトを訪れて、さらなる情報をご確認ください。