横浜銀行とバリューデザイン、川崎アゼリアのキャッシュレス化を支援
横浜銀行と株式会社バリューデザインは、神奈川県川崎市にあるJR川崎駅直結の巨大地下商業施設「川崎アゼリア」において、新たな電子マネーサービスの導入支援を行うと発表しました。この取り組みは、地域経済の活性化とキャッシュレス化促進を目指した連携強化の一環として行われます。
新電子マネー「アゼリアPLUSカード」
川崎アゼリアでは、これまで利用されていた「アゼリアカード」を刷新し、「アゼリアPLUSカード」を導入します。この新カードは、電子マネー機能とポイントカード機能を兼ね備え、利用者の利便性を大幅に向上させます。
本プロジェクトでは、バリューデザインが提供するクラウド型独自Pay発行サービス「Value Card」が活用されます。横浜銀行が「独自Pay」の発行元となり、管理や精算業務を担うことで、川崎アゼリア専用の電子マネーシステム構築を支援します。
11月11日より新規入会申し込み開始
「アゼリアPLUSカード」は、2024年11月22日より正式サービス開始を予定しており、それに先駆け、11月11日より新規入会申し込みの受付を開始しました。
地域経済活性化への貢献
横浜銀行は、預金・融資・為替業務に加え、地方創生への取り組みにも積極的に取り組んでおり、地域経済の活性化に貢献する活動を推進しています。今回の連携は、こうした取り組みの一環として、川崎アゼリアのキャッシュレス化を促進し、地域経済の活性化に大きく寄与すると期待されています。
バリューデザインの「独自Pay」サービス
株式会社バリューデザインは、飲食店や小売店など、店舗ビジネスを展開する法人向けにキャッシュレス決済サービス「独自Pay」を提供しています。「独自Pay」は、顧客データの蓄積と活用によるリピーター促進、売上アップなど、店舗経営の効率化に貢献する多様な機能を備えています。全国12万店舗以上への導入実績を誇る同社のサービスは、多くの企業から高い評価を得ています。
キャッシュレス化支援の更なる展開
横浜銀行とバリューデザインは、今回の川崎アゼリアでの連携を機に、地域全体のキャッシュレス化支援をさらに強化していく方針です。両社は、集客や販促機能を備えた「独自Pay」の導入支援を通じて、地域店舗や商業施設、商店街などの活性化に貢献していくことを目指しています。
川崎アゼリアについて
川崎アゼリアは、JR川崎駅と京急川崎駅から直結する日本最大級の地下街です。多様な業種の店舗が軒を連ね、ベビー休憩室の設置や安全対策の強化など、利用者の利便性と安心・安全を重視した環境づくりに力を入れています。
まとめ
横浜銀行とバリューデザインによる連携は、川崎アゼリアの更なる発展と地域経済の活性化に貢献する重要な一歩となるでしょう。今後、この取り組みが、他の地域にも波及し、日本のキャッシュレス化を加速させる効果が期待されます。